福岡 東区で不審火2件相次ぐ

15日午前、福岡市東区のアパートの前で犬を乗せるカートの一部が焼けているのが見つかりました。
未明には、同じ東区の店舗兼住宅でも紙が燃える火事があり、いずれも不審火の疑いがあることから、警察は、今月に入って周辺で10件相次いでいる不審火との関連を調べています。
15日午前10時半過ぎ、東区美和台のアパートの1階の部屋の前で、犬を乗せるカートの一部が焼けていたのを持ち主の男性が見つけ、警察に通報しました。
火はすでに消えていて、けが人はいませんでした。
同じ東区では午前2時半過ぎに、箱崎3丁目の1階に線香店などが入る2階建ての店舗兼住宅の前で、置いてあった紙が燃える火事がありました。
いずれの火事も周辺に火の気がなかったことから警察は不審火の疑いがあるとみて捜査しています。
福岡市では、このほかにも6月3日以降、14日までの間に東区と博多区の半径およそ3キロの範囲で10件の不審火が相次いでいて警察は一連の不審火との関連も調べています。