06/15 17:26 更新
14日山陽新幹線の「のぞみ」が人と接触した事故で、警察が15日午後、遺体の身元を発表しました。警察によりますと死亡したのは直方市に住む52歳の介護士の男性です。現場の状況などから自殺とみられています。14日午後、博多発・東京行きの「のぞみ176号」が博多ー小倉駅間で人と接触しました。先頭車両のボンネットから、人の腕が見つかり、北九州市八幡西区の線路上でも遺体の一部や衣服が発見されました。八幡西区で遺体が見つかった場所の近くには、鍵が掛かっていない無人の軽乗用車が停まっていました。警察が調べたところこの車の所有者と、遺体の指紋が一致し、傷口などから新幹線にはねられたとみて身元を特定しました。警察は引き続き線路への侵入経路などを調べる方針です。