2018年6月16日 更新

社会

新幹線人身事故 線路上で人の足?見つかる
(福岡県)
山陽新幹線「のぞみ」が人をはねた事故で14日夜、北九州市の線路上で足とみられる人体の一部が見つかりました。この事故は北九州市内で14日午後、博多発・東京行きの山陽新幹線「のぞみ」176号が人をはねたものです。警察によりますと破損した先頭車両のボンネットの割れ目付近から性別不明の人の胴体や腕の一部が見つかったということです。また14日夜、北九州市八幡西区上香月付近の線路上で足とみられる人体の一部と衣服が見つかりました。遺体は損傷が激しく身元などはわかっていません。この事故の影響で山陽新幹線は14日、上下線ともに博多―広島間で終日運転を見合わせ、76本の列車が運休、4万1500人に影響が出ました。JR西日本は博多駅などに休憩用の車両を用意し客に提供しました。JR西日本によりますとはねた列車の運転士は「異音を感知したが過去に小動物に当たった経験から今回も同じだと思い運行を継続した」と話しているということです。
[ 6/15 11:57 福岡放送]