英語の省略や変化、音の崩し方を覚えよう
英語の音変化を覚えることで、ネイティブ並みのスピードで英語を話せるようになります。
そして、この音変化には大きく分けて「省略」「同化」「脱落」「リンキング」「リズム」「イントネーション」の6種類があります。
それぞれの音変化について細かく学習するのもいいのですが、私は以下の5つの押さえておけばとりあえずOKじゃないかと感じています。
英語の音変化 押さえておきたい5つのルール
ルール1:リエゾンの法則
ルール2:フラップ/t/
ルール3:語尾の破裂音省略
ルール4:機能語のリダクション
ルール5:リズムのルール
このなかで特にリエゾンは絶対に押さえておきたいルールです。
よくあるリスニングの悩みで「英語が聞き取れない」というものがありますが、その原因の一つがリエゾンによって短縮された音を認識できていないことです。
リエゾンを知ることで「なるほど〜だから全然違う単語に聞こえるんだ〜」と納得するはずです。
それと、リズムのルールを知るときに機能語と内容語の区別がつくと分かりやすいと思います。
こちらの記事で見分けれるようになりましょう。
(参照:英語の機能語と内容語の見分け方)
音変化の組み合わせに気をつけよう
実際の英語では複数の音変化が組み合わさっていきます。
組み合わせのパターンを以下にまとめていますので参考にしてください。
例1:リエゾンとフラップ/t/の組み合わせ
例2:リエゾンと語尾の破裂音省略の組み合わせ
例3:リエゾンと機能語のリダクションの組み合わせ
例4:リエゾンとフラップ/t/、語尾の破裂音省略が組み合わせ
イントネーションもすごく大事
また上記の5つのルールには含めていませんが、イントネーションもすごく大事です。
イントネーションは単語もしくは文の中で起こる抑揚のことで、同じ言葉でもイントネーションの違いで意味が変わってきます。
イントネーションについてはルール化が難しくその都度覚えていくしかありません。
文の発音を練習する際はイントネーションの違いを意識して少しずつ語感を掴んでいくといいと思います。
ニュージーランド国内で有名な5つ星ホテルに就職しキャリアを積み上げました。そこでの体験をもとに、ネイティブに通用する実践的な英語の身につけ方を発信してます。詳しくは、詳細ページへ。