山陽新幹線事故・始発からほぼ通常どおりで運行再開
2018年6月15日 12:03きのう午後、福岡県内でJR山陽新幹線の上り列車が人をはね、広島・博多間が終電まで運転見合わせとなりました。山陽新幹線は、けさの始発からほぼ通常どおりの運行に戻り、破損した車両が緊急停止した新下関駅では、駅員が対応に当たりました。午前6時半発の臨時列車に乗ろうと、運行再開を待ちわびた人が早くから駅に集まりました。この事故は、きのう午後2時ごろ、博多発東京行きの「のぞみ176号」のボンネットが割れているのが見つかったもので、車両は新下関駅に緊急停止しました。ボンネットの内部や北九州市八幡西区の線路上で、人の体の一部が見つかりました。警察などは、近くのアンダーパス付近から侵入した人が、はねられた可能性があるとみて調べています。事故のあと、山陽新幹線は広島・博多間で運転を取りやめました。休憩のための列車も用意され、配られた毛布で仮眠を取る乗客の姿が見られました。4万1500人に影響が出ました。