スマホひとつで出品も購入もできてしまう驚異的な便利さと、その長所を打ち消して余りある脅威的な民度の低さで話題のサービス、『メルカリ』。
ちゃんとした取引相手さえ見つけられれば便利さだけが残るのだが、それはカンタンではない。砂場で砂金を探すようなものだ。
特に難しいのは、出品時。購入時なら、出品者情報や出品コメントを事前にしっかり見れば「あ、この出品者はヤバい人だな」と気づけて自ら接触を回避できるが、出品時は基本的に購入者を選べないので、ヤバい人に食いつかれたら終わりである。
最初は完全に運だったが、慣れてくると、ヤバい人との接触を避け、ふつうの人に買ってもらうための「コツ」らしきものがあることがだんだんわかってきた。
そこで今回は、メルカリで出品時にふつうの人に買ってもらうためのコツを5つにまとめて大公開!
もちろん私見であり、偏見をおおいに含むことと、「ふつうの人に買われるコツ」であって「早く売る」「高く売る」コツではないことをご理解いただいたうえで読んでほしい。
玉石混交!見つけろ砂金!
メルカリでふつうの人に買ってもらう出品のコツ5つ。
1. 値引き対応はしないことを明記
メルカリといえば値引き。値引きといえばメルカリ。
メルカリは、1,000円で出品すれば「500円になりませんか」とコメントが付き、500円で出品すれば「0円になりませんか」とコメントが付く修羅のワンダーランドである。
ここで基本的な知識として、値引き要求と民度はだいたい反比例の関係にある。
そこで、そもそも自分のプロフィールなどに「値引きしません」と明記しておけば、ある程度は購入者を能動的に絞ることができる。値引き交渉にいちいち時間を取られることもなくなる。
ただし、なかには当然プロフィールを読まずに即刻値引き要求をしてくる値引きスピードスターもいるので、万能の手段ではない。また、読んだうえで値引き要求をしてくるツワモノもいるので注意。ぼくは一回「値引きしないと書いてありましたが、私でもダメですか?」という謎のコメントをされて西野カナばりに震えたことがある。「私でも」ってなんだよ!誰だよ!
2. 発送には匿名配送を用いる
ふつうの人は基本的に、メルカリ民に住所・氏名がバレることを恐れる。そりゃそうだと思う。メルカリ民に個人情報を渡すということは、カトルにウイングガンダムゼロを渡すこととほぼ同義である。何をされるかわかったもんじゃない。
というわけで、発送手段の設定は「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」など、匿名配送を前提とする方法にしておこう。こうしておかないと、ふつうの人が買ってくれる可能性は大きく下がる。
3. 出品内容や状態は詳しく書く
基本的なことだが、出品物の名称・点数やその状態は、なるべく正確に詳しく書いたほうがよい。たとえ文字数が多くなったとしても。
意図はふたつあって、ひとつはもちろん、認識違いなどからくる購入後のクレームを未然に防ぐため。もうひとつは、あえて長い文章にすることで、長文が苦手な修羅の者たちを遠ざけるためである。
4. 傷や汚れは写真に撮る
出品物に傷や汚れといったマイナス要素がある場合、それは必ず写真に撮って説明したほうがよい。あたりまえの話だが。
これは、購入者の方にこちらがまともな出品者だと信じてもらうために、最低限必要なマナーである。決して隠してはいけない。
5. コメントには必ず丁寧に返信する
メルカリで出品物に付くコメントは、基本的に誰でも見ることができる。1対1のクローズドなコミュニケーションではない。
よって、たとえ「値引きしろバーカバーカ」みたいなコメントが付いたとしても、決して「しねえよバーカバーカ」と返してはいけない。それはきっと、第三者から見たらどっちの印象も悪い。
よって、どんな乱暴なコメントが付いたとしても、それには真摯に対応すべきである。「コメントありがとうございます。今回、誠に申し訳ありませんが値引き対応はいたしかねます。何卒ご了承くださいお馬鹿さんお馬鹿さん」と丁寧に返すべきなのだ。お馬鹿さんお馬鹿さんを省略できるとなおよい。
以上である。
最後に、もちろんメルカリはヤバい人ばかりではないし、値引き交渉をする人や匿名配送じゃなくても平気な人にもすばらしい人はたくさんいますよ、ということは言っておきたい。言っておかないと炎上しそうなので言っておきたい。
メルカリは出品者と購入者のマッチングであり、よりよいマッチングのために、できる工夫はしたほうがよい。
ぜひ、自分なりのコツをつかんで快適なメルカリライフを。
コメント
コメント一覧
住所バレ怖すぎるからね仕方ないね
100回入札まで非常識をくりかえし理性を失った者しか収入を許さぬ恐るべき国だ
長文書いてDQNを追っ払うには笑いましたし納得ですw。
スマホ民の日本語力は確かに壊滅的ですからこれは効果有りそうです