先日、近所のセブン-イレブンに「ペットボトル回収機」が新たに設置された。もともと、大型の「ペットボトル回収機」は、イトーヨーカドーやヨークマート、ヨークベニマルの一部店舗に設置されていたのだが、それを小型化したものがセブン-イレブンにも設置されたようだ。
セブン&アイ・ホールディングスの一部店舗に設置されている「ペットボトル回収機」とは、ラベルとキャップを外した、2リットルまでのペットボトルを回収してくれるリサイクルシステムのこと。さらに、「nanacoカード」や「モバイルnanaco」をタッチしてからペットボトルを投入すると、1本につき2 RP(リサイクルポイント)を獲得でき、貯めたポイントは「500 RP⇒50 nanacoポイント」に交換できる。つまり、ペットボトル250本を「ペットボトル回収機」に投入すると、50円分のnanacoポイントを獲得できるというわけだ(しかし、500 RPを貯めなくてもnanacoポイントを獲得できる。その理由は後述)。
いつも筆者は、ペットボトルを潰してから行政のごみ収集に出しているのだが、セブン-イレブンなどに設置されている「ペットボトル回収機」を利用する場合は、潰さずに持って行く必要がある。この点は注意したい。
では、実際にセブン-イレブンの「ペットボトル回収機」を利用して、nanacoポイントを獲得する方法を紹介しよう。まず、「ペットボトル回収機」の液晶画面にある「次へ」ボタンをタップする。
続いて、「カードをタッチしてください」というメッセージと矢印が表示される。その矢印の指す右側にnanacoの読み取り機があるので、「nanacoカード」や「セブンカード・プラス」、「モバイルnanaco」などをかざす。
読み取り機にnanacoをタッチすると、「ラベルとキャップを外してペットボトルだけを入れてください」と表示されて、ペットボトルの投入口が開く。
ペットボトルを投入すると自動的にフタが閉まり「バリバリバリ」と、ペットボトルを潰す音が聞こえてくる。これが終わると、ふたたび投入口が開くので、残りのペットボトルも一本ずつ投入していく。すべてのペットボトルを投入し終えてから「OFF」ボタンを押すと、画面に「ペットボトル:○本」と表示されて終了だ。ちなみに筆者は、5本のペットボトルを投入した。
さて、RP(リサイクルポイント)はどこに貯まり、どうやってnanacoポイントに交換するのだろうか。nanacoのWebサイトでは、「『ポイント交換端末機』でRPをnanacoポイントに交換する」と記載されており、実際にイトーヨーカドーなどに設置されている「ペットボトル回収機」には、ポイント交換機能がついている場合もある。しかし、セブン-イレブンの「ペットボトル回収機」を見る限り、ポイント交換機能は見当たらなかった。
ペットボトルを投入してから10日ほど経ったところで、nanaco会員メニューにログインして、「センターお預かり分履歴確認」で「マネー」と「ポイント」の履歴を確認してみることにした。「ポイント」をタップしたところ、「ペットボトル回収機_ご利用ポイント」として、1ポイントの加算があった。
つまり、ペットボトル250本を「ペットボトル回収機」に投入して、500 RPを獲得してから50 nanacoポイントに交換するのではなく、ペットボトル5本を投入するごとに、直接、1 nanacoポイントが貯まるようだ。思い返してみれば、「ペットボトル回収機」を操作しているときに「ペットボトル5本で1 nanacoポイントが貯まる」と表示されていた。
ちなみに、1回の利用でペットボトル4本しか投入しなかったとしても、次回に1本投入すれば、合計5本を投入したことになり、1 nanacoポイントを獲得できる。したがって、5本貯まってからペットボトルを投入する必要はない。
この「ペットボトル回収機」を利用すれば、手軽にnanacoポイントを獲得できるので、ぜひすべてのセブン-イレブンに設置してほしい。
以上、今回は、セブン-イレブンに設置されている「ペットボトル回収機」の利用方法について解説した。
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