Re:が続くときはどうする?「メールの件名」ビジネスマナー
メールでのやり取りは、もはやビジネスパーソンの必須項目といえるでしょう。
そんなビジネスメールのなかでも、土岐に重要なのが“件名”。しかし件名を書くときにもマナーがあることをご存知ですか?
というわけで今回は、マナー講師として各企業でセミナーを行う筆者が“ビジネスメールにおいての件名の書き方”をレクチャーします。
「○○(自分の名前)です」だけの件名はNG
メールに件名を入れずに自分の名前を入れて「○○です」と送るのはNGです。
これではメールを開くまで本文の内容がわかりませんよね。メールの件名は開く前に“どんな内容のメールなのか”が分かるようにすることが大切です。
「5/12の打ち合わせにつきまして」など、極力相手にひと目でわかりやすいようにしましょう。
「Re:」が長くなっても件名は変えない
何度も往復してRe:が長くなってしまった場合、「見づらいから」とタイトルを変更してしまう人もいますがこれは避けた方がいいでしょう。
なぜなら、同じタイトルのほうが後々検索する場合に便利だからです。「そういえばあの件はメールに書いてあったな」と思って過去のメールを探してもタイトルが変わっているので検索に時間がかかってしまったとならないように、同じ内容でやり取りしてる場合はRe:がついたままの件名で構いません。
「かっこ」を加えてより分かりやすく
共有資料を変更した場合、毎回「○○です 資料更新しました」という件名にしてしまうとやや見にくい感じがしますよね。
こういった時は件名の中に【資料更新】とカギ括弧で入れてしまうとより内容が強調され見やすくなります。「【資料更新】○○会」などとすれば件名だけで内容がよくわかるようになります。
件名をそれほど重要視しない方もまだまだ多いようですが、メールでのやり取りが増えて来た現在では件名での検索というのが非常に重要になってきています。ひと目見ただけでわかりやすく内容が伝わるように心がけましょう。
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【参考】
※ 『ビジネスマナーの基本講座 第一印象からビジネスは始まる!』(ANAラーニング 監修) / 成美堂出版
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