約1億円という高額賠償を請求される可能性がある自転車事故をきっかけに注目されるようになった個人賠償責任保険。
火災保険や自動車保険の特約として加入するイメージが強い個人賠償責任保険ですが、私のおすすめの加入経路は楽天銀行です。特約として加入できるので、不要な保険料を支払う必要なんてありません。
そこで、楽天銀行がおすすめの理由から、個人賠償で請求できる補償まで一気にご紹介します。
これから、下の部分を読んでいただくと、実は個人賠償責任保険で請求できたかもと思うようなことまであるかもしれません。
保険は使ってナンボなので、ぜひ参考にしてみてください。
- 個人賠償責任保険の概要
- 被保険者の範囲
- 個人賠償責任保険に入るためには、自動車保険や火災保険の特約だけじゃない
- 特約で加入する場合の注意点
- そこで、おすすめする加入方法は楽天銀行!
- 個人賠償責任保険の保険料
- まとめ
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個人賠償責任保険の概要
個人賠償責任保険とは、日常生活の中で他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりして、その人から弁償を求められた場合の損害賠償金や訴訟費用などが補償されます。
自転車事故は高額なのでイメージされやすいですが、実はお店の商品を壊したりといった少額の補償まで対象になります。便利ですよね。
では、早速どんな賠償事例が補償されるのかを見ていきたいと思います。
個人賠償保険の補償事例: ①自転車事故
まずは何といっても、代表的な補償例は自転車事故でしょう。一番最初に、自転車事故=高額賠償というイメージを植え付けたのは兵庫県で起こった事故かもしれません。
当時、小学生だった男の子が高齢者を自転車で正面衝突。高齢者は転倒し、頭を強打しました。一命を取り留めたものの、今も意識は戻らず寝たきりの状態が続いています。
その事故で、裁判所は小学生の母親に対して、約9,500万円もの賠償を命じました。そこで、判決が出たからといって、約1億円もの大金をパーンと払える人なんてほとんどいないでしょう。
賠償金を支払うための資金がなかったり、個人賠償責任保険に入っていなければ、最悪の場合、子どもが起こした事故によって自己破産する人まで出ています。本当の話しです。こんなことだけは絶対に避けなければいけません。
②海外ホテルの水漏れ事故
次に紹介する事例は、海外ホテルの水漏れ事故です。
海外のホテルなどに泊まると、長い築年数が経過し、施設設備の古さを感じてしまうものがあります。
中にに水道管が古く、運が悪ければ、水道管が破裂した結果、水漏れ事故が発生し、下の部屋まで水が漏れてしまうことだってあります。
宿泊客としては、たまたま泊まった部屋が水漏れ事故を起こしてしまうなんて堪ったものではありません。さらに、ホテルからは賠償請求を受ける可能性があります。
そんな場合でも、個人賠償責任保険があれば、ちゃんと補償してくれるわけです。
③お店の商品を破損した場合
これまでは高額な請求でしたが、実は身近な状況でも使うことができます。
ガラス製品を売っているお店で、よく母親が子どもに対してこんなことを言っているケースに出くわします。
「割れたら弁償だから、気をつけて見るんだよ」と。
でもこれって、まさに個人賠償責任保険でしっかりカバーしてくれます。さすがにワザとだとダメですが、偶然であれば大丈夫でしょう。
④おまけ: 兄弟の家族も他人?
上で見てきたように、個人賠償責任保険は他人に損害を与えた場合の補償となりますので、家族は対象とはなりません。
ところが、例えばおじいちゃんの家で、自分の子どもがおじいちゃんのメガネを壊してしまっ場合はなんと対象となるわけです。おじいちゃんと自分の子どもば、ちゃんと他人関係ですからね。
次からは、被保険者(補償の対象者)の範囲を詳しく見ていきます。
被保険者の範囲
被保険者の範囲は次の通りです。
・本人
・配偶者
・同居する親族
・別居の未婚の子ども
こう見てみると、意外と対象者は広いですね。
ときどき保険の証券を見ていると、家族それぞれが個人賠償責任保険に入っているケースがありますが、同居している場合、一つ入っていれば十分です。
被保険者の範囲の中に、「別居の未婚の子ども」と1つだけ変わった項目があります。基本的には、これは一人暮らしをする学生を指しています。
例えば、一回結婚して、その後離婚した場合は対象とはなりませんので注意が必要です。
個人賠償責任保険に入るためには、自動車保険や火災保険の特約だけじゃない
個人賠償責任保険なら、すでに入ってるよと言う人は多いかもしれません。自転車保険として加入しているケースもあれば、自動車保険や火災保険の特約として、いつの間にか入っている可能性があります。
ここで使った「特約」は、保険独特のキーワードかもしれません。保険は主契約と特約から成り立っており、特約の付け外しは可能ですが、主契約だけを外すことはできない仕組みとなっています。主契約をやめる場合は、残したい特約も解約することにになりますので注意が必要です。
個人賠償責任保険は、基本的には特約として加入する補償です。
なぜ主契約として、単独で加入できないかというと、ここは私の想像にすぎませんが、個人賠償責任保険の保険料は年間でも1,000円前後です。こんなに補償されるのに安いですよね。
安いからこそ、保険会社としてはコストに合わないため、自動車保険や火災保険の特約として一緒に販売しているのかもしれません。保険って、本当に保険会社の思うようにできています。
特約で加入する場合の注意点
個人賠償責任保険に、特約として加入できるのであれば何も問題ありません。でも、特約ということは気に付けなければいけない点があります。
自動車保険や火災保険は、自動車保険であれば自動車ディーラーで加入したり、火災保険は不動産の仲介会社で加入しているケースが多いでしょう。
その際、今加入している保険に入り続けるのであれば、何も問題ありませんが、自動車であれば買い替えしたり、不動産であれば引っ越しの可能性は十分にあります。
つまり、自動車保険や火災保険にも入り直し危険性が出てきて、今まで付けていた特約の個人賠償責任保険が外れる危険性だってあるわけです。
さらに、自動車保険や火災保険は、買い替えや引っ越しをしないにしても、1、2年ごとの更新となるため、注意が必要です。
保険を紹介する代理店の中には、個人賠償責任保険を外して、安い保険料のプランを進めてくるところもあります。そんなことあり得ないと思うかもしれませんが、実際わたしに起こったことです。。。
そこで、おすすめする加入方法は楽天銀行!
ここまで、個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険の特約として加入できますが、車の買い替えや引っ越し、更新などによって外れてしまう可能性があります。
そんなときに、安心ができて、継続的に、個人賠償責任保険に加入できる経路は、「楽天銀行」です。
楽天銀行の個人賠償責任保険は、口座を持っていれば誰でも加入できます。しかも、楽天ポイントで保険料を支払うことだってできます。
自動車保険や火災保険との大きな違いとして、銀行の口座は一度つくってしまえば解約するケースはあまりありません。したがって、口座が残れば、保険もずーっとのこり続けることになります。
しかも補償内容が勝手に変わるなんてこともないので安心ですね。
個人賠償責任保険の保険料
楽天銀行の個人賠償責任保険は、ひと月当たりたった140円で入ることができます。
年間だと、さらに安くなって1,580円。安いですよね。これで、最大1億円までの個人賠償責任保険。
まとめ
自転車事故をきっかけに注目されるようになった個人賠償責任保険。
契約者にとってお得ならずっと続けたいですよね。
自動車保険や火災保険の特約として加入できますが、ずっと続けるなら楽天銀行がおすすめ!口座をまだ持っていない人は下記リンクから作ってくださいね。