発売からおよそ2年。
Googleが新しいスタンドアローン型のARヘッドセットを開発しているようですが、実はMicrosoft(マイクロソフト)も着々と準備を進めています。The Vergeによると、Microsoftは「HoloLens」の後継機を、今年の後半にも発表するとのこと。あと6ヶ月以内に、「HoloLens 2」がこの世に登場するというのです。
「Sydney(シドニー)」のコードネームで呼ばれている「HoloLens 2」は、ARM系のプロセッサを搭載し、バッテリー寿命がグンとアップ(Intelのプロセッサより省電力)。さらにWindows Centralには、より広い視野角とLTE接続、HPUと称されるホログラフィック処理装置の搭載、そしてAIコプロセッサーを導入し、クラウドに接続せずとも単体で高い処理能力を実現するとあります。AIの導入については昨年から噂されていました。コルタナさん?
なかでも特に気になるのが、税込み33万円以上もした初代「HoloLens」よりも、大幅にコストが低くなるというところです。おいくら万円になるのかは未定なものの、コンシューマー的に手の届く範囲であることを期待したいですね。
VRヘッドセットは良い感じに手の届くところまで来ましたし、AR/MR勢力にも同じような道を辿っていただきたいものです。
拡張現実ゴーグルの一般化……これっていよいよ『電脳コイル』ルートでは?
Image: Shutterstock
Source: The Verge, Windows Central
(ヤマダユウス型)