1980年代に「不登校問題」として社会問題化し、2000年代にかけて大きくクローズアップされた「ひきこもり」。いま、新しい局面を迎えている。長期化・高齢化が深刻化しているのだ。40代、50代のひきこもりの人が、高齢の親と、経済的、精神的に追い詰められ、孤立死する事態も起きている。一方、ひきこもりの当事者や経験者らが、みずから声を上げ、社会に向けて積極的に発信する動きも、目立つようになっている。超高齢社会に入った日本の「ひきこもり問題」、家族のありようを見つめ直す。(サイトは随時更新していきます)
国の推計で、54万人とされるひきこもりの数。実はこれは、39歳以下の数字で、40歳以上の実態はよくわかっていない。しかし、全国のいくつかの自治体が独自に行った調査結果から推計すると、40歳以上のひきこもりは、100万人近くいるのではないかという見方もある(潜在群を含む)。高齢化したひきこもりの子どもが、さらに高齢の親とともに、経済的、社会的に孤立を深めている問題は、親と子の年齢から「8050」問題とも呼ばれ、深刻化している。
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「53歳 いまのままならのたれ死ぬだけ」
53歳 いまのままならのたれ死ぬだけ
なんとか働こうとも考えましたが、ひきこもりの期間が長引いたことで、仕事をする自信が持てないといいます。
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「8050問題 孤立する親子」
8050問題 孤立する親子
「8050問題」という言葉、皆さんご存じですか。80は80代の親、50は自立できない事情を抱える…
100万人に上るとも言われるひきこもりの人たち、どう未来を描くことがきるのか。実は、いま、社会の「勝ち負け競争」からドロップアウトしたひきこもりたちが、「勝ち」にこだわらずに新たな「価値」を見いだし、生き抜こうとする動きが加速している。自宅でのリモートワークでITの仕事に従事する人、生活コストの低い地方に移住して生きていくこと選択した人など。生きづらさを抱えたまま、サバイブしようとしている当事者たちの姿を追うともに、新しい支援のあり方を探る。
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「“ひきこもりながら”働こう」
“ひきこもりながら”働こう
ITの会社で、働き始めた。社員全員がひきこもりの当事者や経験者の会社。仕事はすべて自宅でこなす。
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「お金の問題に向き合う」
お金の問題に向き合う
これからの暮らしに必要な資産は?お金の専門家に相談することで、就労へのハードルが下がるケースもあります。
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ひきこもりの就労を考えるシンポジウム(5月20日放送)
ひきこもりの人たちの長期化や高年齢化が問題となる中、ひきこもりの当事者や経験者らが、就職や働くことについて、課題や解決策などを話し合うシンポジウムが、19日、東京都内で開かれました。
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ひきこもり全国ネット設立(5月7日放送)
ひきこもりの当事者や経験者たちが、互いにつながる初めての全国ネットワークが設立され、7日、ひきこもり経験を持つメンバーらが記者会見を開いて「当事者や家族、行政などのつなぎ目となり、多様な生き方ができるようサポートしていきたい」と訴えました。
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ひきこもり高年齢化 初調査へ(5月5日放送)
学校や職場になじめず長期間自宅に閉じこもる、いわゆる「ひきこもり」の高年齢化が指摘される中、内閣府は、実態を把握するため、40歳から60歳ごろまでを対象とした初めての調査を行うことになりました。
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