ツイッターでつながってる友達(女)のリツイートに、いわゆる「ツイフェミ」「クソフェミ」系のツイートが混じり始めた。もともとそういうのと親和性高そうな人だなとは思ってたけど、「ああ捕まったな」と。失望とも無力感とも違う、なんとも言えんやりきれなさがある。
俺もまっとうなフェミニズムとクソフェミを自信を持って区別できるほど理解してはいないけど、「女ばかりがこんないやな目に遭う(だから男ももっと苦しめばいいのに)」みたいな負の公平を振りかざすやつとか、そもそも女尊男卑の意識が明白なやつとかは顧みる価値のないクソフェミだと思っている。
そういう意見はたいてい日常の身近な出来事や些細な不平不満を題材にして主張されることが多いので、無知な女性の共感を得やすく、背後にある男性嫌悪を意識しないまま拡散されやすい。ギリ子某とかマルクス某とかみたいな、落ち着いて読めば即座にクズとわかる白ハゲマンガが大量RTされるのは、熟慮せずに雰囲気で拡散する斜め読みユーザー(つまりおっちょこちょい)がツイッターの大多数だからだ。
おそらく件の彼女のタイムラインにもそういったおっちょこちょいが多くて、一見女性の権利を代弁しているようでいて男性を逆差別しているだけのクソを喰わされまくった結果、徐々に影響を受けていったのだろうと思う。彼女は残念ながらフェミニズムという思想体系をアカデミックに咀嚼するだけの教養がある人ではないので、このままいくと無自覚なままミサンドリーに染まっていく気がしてならない。というか、内心はすでに堕ちていてオトナの理性で黙っているだけなのだろう。
そんな女性に対して男性から「その思想はヤバイで!やめとき!」と助言するのは地雷原でタップダンスするようなものだと思うので、できれば聡明な女友達の口から「それはフェミニズムじゃなくて男性蔑視だよ」と伝えてあげるのがいいと思うのだけれど、まあ期待できそうもないな。
友達が自分の嫌いな思想に染まっていく様子をただ眺めるだけというのは何とも言えず哀しいものだな。
似たような状況で、男性である俺が「それアカンやつやで!」と言った結果、 ちゃんと聞き入れて改心してくれたのが1例、蛇蝎のごとく嫌われて絶交になったのが1例ある。
反フェミのクズの友達やってたら人としておしまいだろ