リンダ(FE)

登録日:2017/09/17 (日) 01:01:45
更新日:2018/02/24 Sat 20:37:56
所要時間:約 4 分で読めます







わたしはミロア司祭の娘リンダといいます。

ガーネフから逃れるため男の姿に変えていました。でも……奴隷商人に捕まってしまって……。


リンダ.jpg
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

概要

『リンダ』とは『ファイアーエムブレムシリーズ』に登場する人物。
登場シリーズは『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』、そしてそれらのリメイク 『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎
幻影異聞録♯FE』『FEヒーローズ』にゲスト出演している。
他にも『聖戦の系譜』に同名のキャラが登場し、ここでは登場順に記述する。

CV:瀬戸麻沙美(幻影異聞録♯FEFEヒーローズ、FE無双)、雪乃五月(現ゆきのさつき)(ドラマCD)


余程の田舎者でない限り知らない人はいないアカネイア王国の大司祭・ミロアの娘。
『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』ではリメイクされるまで唯一の女性魔道士であり、踊り子のような薄いローブを着ている。
これは『新・紋章の謎』でのマイユニとの会話で父親から貰った大切なローブだったと判明する……これをプレゼントするミロアはいったい……。
またリメイクではパレスで暮らしていたため、少し世間知らずなお嬢様という性格付けがなされた。

初登場は11章、一部では9章の『ノルダの奴隷市場』
父・ミロアが魔王ガーネフに殺されてしまい、リンダは父からオーラの魔道書を受け継いだため命を狙われる事に。
リンダは逃げる為に男装をしていたのだが、奴隷商人に捕まってしまい市場で売られる直前になってしまった。
そこに偶々やって来たマルスが奴隷を全員解放してくれたのでリンダも自由の身になり、父の仇を打つためにアリティア軍に加入する。
なお新・暗黒竜では奴隷が問題でもなったのか、章の名前が『ノルダの市場』になり、奴隷商人も単なる悪人でリンダは捕虜という事になった。
暗黒戦争後にニーナに保護され、宮廷女官に任命された。

第二部と新・紋章では第二章で登場。
ニーナ王妃から『ファイアーエムブレム』をマルスに渡すように託され、マルスを探してマケドニアに訪れていた。
マケドニアの兵士に怪しまれて砦の一室に監禁されていた。
その後ジェイガンにマルスの元に連れて行ってもらいマルスに覇者の証を託し、仲間になる。

SFC版ではマリクから支援効果を受けており、彼に片想いをしているのではないかという考察がされることがある。
リメイク版の新紋章ではマリクへの片想いが示唆されているような描写があり、公式側もこのような解釈であると思われる。
まぁ、叶わぬ恋なのだが……。
紋章の謎こんなのばっかだな……。

英雄戦争終結後はパレスの魔道学院で働き始める。好きな人が出来たのか美しくなったそうな。


父から託された超破壊呪文『オーラの書』は重いが最高の威力を持つ魔法である。
元々はリンダ専用だったが、リメイクにあたり女性魔道士専用へと制限が緩和された。
しかしオーラを継承できなかったのがガーネフの暴走の原因。
女性専用なら最初からガーネフは継承できんとか、そもそも男のミロアは女装でもして使っていたのか?とツッコミが入る。
そのため新・紋章でミロアが魔道書に制限を付けたという設定が追加された。


性能

クラスは魔道士。
FC、SFC、DS版それぞれ共通して技、速さ、幸運の伸びが高く、守備面の成長率は悪い。
それ故耐久面が怖いが紋章の謎2部では初期装備のリザイアでカバーできる。
また専用魔法のオーラは『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』において全魔法中最強の威力を誇り、
守備が高く物理職ではろくにダメージを与えられない相手にはかなり頼りになる存在となるだろう。
(特に戦力の整わない時期にドラゴンナイトやジェネラルといった上級職が迫ってくる紋章の謎2部序盤)
暗黒竜ではシナリオ中盤でレベル1と少々手のかかる状態で加入するが、
活用してあげたい場合はジオルあたりの間接武器を持たないボス相手にボスチクして鍛えてあげよう。

ただしFC版ではそもそも魔道士の攻撃力は魔道書の攻撃力で固定、SFC版では魔道士の魔力成長率は基本的に低く設定されており、
また実際少しばかり成長してくれれば攻略には何の問題もないバランスになっているのでオススメキャラとして申し分なかったが、
DSリメイク版においても魔力の成長率は控えめにされているため、
ちょっとした真ん中病キャラになってしまい、キャラ評価としてはイマイチといったものになってしまっている。
兵種変更で女魔道士キャラを増やしたりできたり、オーラが専用武器から女性専用魔法に制限が緩和されているのも逆風になってしまっている。



さぁ、勝負よ!

古の時代にマルス達と共に暗黒竜メディウスと戦った賢者のミラージュ。
モデルはサーリャの流用。
蒼井樹たちが光の戯曲を出来るかを見極めるために試練として戦う。
なお演じた瀬戸氏はチキは俺の嫁Pとの兼役。


父の仇ガーネフ……このオーラの魔道書で必ず討ってみせるわ!


スマホゲーにも初期から参加。デザインは切符氏。
青属性の魔法使いであり、歩兵。
武器スキルはお馴染み『オーラ』であり、継承不可の専用魔法。
外伝とリメイクの事を考えればリンダ専用なのは不思議な事なのだが、FC版とSFC版でのイメージを重視したと思われる。
そのかわり外伝のデューテは『共鳴オーラ』とかいう新魔法が与えられた。

本作のオーラは自分から攻撃した時、周囲1マスの味方のHPと5回復させるというもの。
またCスキルでターン開始時、周囲1マスの味方の魔防+4にする『魔防の鼓舞3』を覚える。

ステータスは攻撃と速度がかなり高い反面、守備面が壊滅的。ワンパンで沈むレベル。
そのため継承スキルでお勧めなのが『死線』
これは守備面を下げる代わりに攻撃と速度を高めるというもの。リンダは下がっても気にならない程度しか元々ないので相性がいい。
他にも自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃、速さ+4というデメリットなしの『鬼神飛燕の一撃2』もいい。
ただこちらは継承元が期間限定や星5しかでないため、入手が難しいが。



  • リンダ(聖戦の系譜)

概要

ティルテュが独身のまま子世代編に入ってしまった場合、ティニーの代替キャラ。
エスニャの娘で、アミッドの妹。

上記のリンダとは特に関係ないはずだが、アンナの恋人のジェイクが、
「リンダ? どこかで聞いた名だな……」と発言するので、名前被りは意図的なものだと思われる。

性能

クラスはサンダーマージ。クラスチェンジでマージファイターになる。
スキルも『怒り』『エリート』『連続』と優秀なものを覚える。




追記・修正は奴隷商人に捕まってからお願いします。

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