とても鮮やかな青色の蜂は、この度見つかった新種。フジテレビが同行した昆虫調査で見つかった。
きらきらと光る青い蜂。
「青蜂(せいぼう)」は、その美しい見た目から、「空飛ぶ宝石」とも呼ばれている。
2018年2月、アフリカ大陸の南東に浮かぶ島国・マダガスカルで発見された。
「青蜂」は、ほかの蜂に寄生して生きる「寄生蜂(きせいばち)」。
これまでに世界で3,000種以上が確認されているが、マダガスカルでの新種発見は30年ぶりだという。
今回青蜂を発見した九州大学・三田敏治助教は「(青蜂が)飛んでいるところというのは、本当に、彗星(すいせい)のごとく速いですよ」、「マダガスカルに行って、自分で捕まえてみたいというのが、1つのわたしの夢だったので」、「正直飛び上がるほど、うれしかったですね」などと語った。
今回採集された青蜂は、7月から国立科学博物館で開催される特別展「昆虫」で初公開される。
そして、気になる新種の名前だが、展覧会の来場者による応募で当選した人の名前をつけるという。
この蜂は、その名前を入れた論文の発表を経て、正式に新種として認定されることになっている。