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久々の実戦問題となります。
早速ですが、下の画像をご覧ください。
ポンド円1分足のチャートですが、画像右端上部の赤色丸で買いますか?
1分足だけで十分判断できますので、今回は買うかどうかだけをお考えください。
考えられた方から以下をご覧になってください。
早速ですが、まずは下の画像をご覧ください。
当ブログでは急騰・急落直後に慌てて売り買いしないということをこれでもかというくらい書いていますので、赤色丸辺りで買われる方はいらっしゃらないと思います。
ですが、条件付きであれば一応買うことはできます。
その条件というのは、直近の高値(水色丸)まで限定の買いであり、もし直近高値付近で反発するようであればすぐに逃げ、高値を更新してくればポジションをキープするという判断がエントリー前にできているのであれば買って頂いても良いかと思います。
とは言いましても、直近高値までに10pipsもありませんし、急騰直後に買っても美味しいことはほとんどありません。
では、何故赤色丸で買ってはいけないと言いますか、買うメリットがほとんどない理由を順番に説明したいと思います。
まず最初に赤色枠をご覧頂きたいのですが、一つの波を囲うということは最近度々登場します。
何故かと言えば、最も簡単に環境認識ができるからです。
どこに水平線を引くのかも重要なのですが、囲う方が断然簡単です。
大きく動いた時にその上限と下限を囲ってしまえばいいだけなので。
囲ったところを上下どちらかに抜けるまでは大きな動きは期待できませんので、どちらかに抜けてからエントリーを考えれば良いということになります。
この赤色枠の上限を抜けてきましたので、黄色丸辺りで買うのは間違っていないと思います。
ただし、もう一つ大きなサイズの青色枠がありますので、黄色丸辺りで買ったとしても当面の目標は青色枠の上限であるということをエントリー前に確認しておく必要があります。
で、その後ですが、青色枠の上限もすんなり抜けてきます。
この青色枠の上限を抜けてきた時にトレーダーがどのような行動をとるのかを考えて頂きたいと思います。
抜けたことで飛び乗り気味に買ってくる人がいるでしょうが、ここで考えて頂きたいのは、青色枠の上限よりも下で売っている人の気持ちです。
青色枠の上限よりも下で売っている人は、青色枠の上限を抜けるとチャートの左側を見るとこれという壁がしばらくありません。
ということは、青色枠の上限を抜ければ次の壁まで急上昇するのではと考え、青色枠の上限のすぐ上くらいに損切りを設定している筈です。
敢えて「筈です」と書いたのですが、青色枠の上限を抜けた後の動きを見れば損切りが一斉に出たのは一目瞭然です。
ここからいよいよ今日の記事タイトルに関連する内容となるのですが、青色枠の上限を抜けた後の緑色枠の上昇の意味をしっかり考えて頂きたいと思います。
上で説明した通り、青色枠の上限を抜けることで飛び乗り気味に買ってくる人がいるでしょうが、それ以上に損切りで急騰したのではないかということを考えられるかどうかが今回のポイントとなります。
ここで、ご自身がエントリーしたり、損切りする時のことをお考え頂きたいのですが、青色枠の上限を抜けてもしっかりとした事前の準備ができていないとエントリーに躊躇する筈です。
ですが、損切りは事前に設定している人が多いので、その損切り注文は一斉に出ることが多いです。
このことから急騰や急落の主な原因は損切りであると私は考えています。
ただし、指標であったり、要人発言の場合は多くのトレーダーが一斉に売り買いの注文を入れてきますので、損切り注文よりも新規の売り買いの注文の方が多い場合もあるでしょう。
ですが、ある程度の売り買いが入ればレジサポを抜いて損切りで更に走ることがあるかと思います。
ちょっとくどい説明になりましたので理解できないという方も多いかもしれませんが、急騰や急落は損切りが大きな原因だと考えればその後どのようにトレードすべきかがわかってくるようになるかと思います。
と言いましても、上記内容は初めて書く訳ではなく、以前に消極的な買いという表現を用いて紹介しています。
どういうことかと言いますと、損切りによって急騰するのは新規の買い注文が大量に入った訳ではなく、損切りによって仕方なく上昇したという感じです。
なので、私は敢えて消極的という表現をしています。
損切りによって仕方なく上昇したので、その後大きく上昇するかどうかは赤色丸辺りから新規の買い注文がどれだけ入ってくるかによって決まります。
赤色丸辺りから新規の買い注文が大量に入ってくれば本格的に上昇する可能性があるのですが、ここで注目して頂きたいのがピンク色丸及び、黄色の水平線です。
水色丸というのはこのピンク色丸を瞬間的には抜いているのですが、抜いた瞬間に上ヒゲを出し、しかも直後は2本連続で陰線となっているので、この程度で抜けたとは言えません。
ということは、このピンク色丸(黄色の水平線)で止められたという判断ができますので、赤色丸で買うにしても直近高値が当面の目標になるということを上で説明した訳です。
もし、赤色丸で買った直後に水色丸近辺でダブルトップになったり、高値を切り下げればピンク色丸辺りで売る準備をしていた人は一斉に売ってくる可能性があります。
ですので、赤色丸で買うメリットはほとんどないと書いた訳です。
買うのであれば水色丸を明確に抜けてからでも遅くはなく、明確に抜けてくると次はピンク色丸よりも下で売ってた人の損切りが出て本格的に上昇する可能性があるということになります。
長々と説明してきたのですが、正直なところ今日の内容を一読しただけで理解できる方は少ないかと思います。
ですが、何度も書いている通り、仮想のエントリーポイントをいくつも設けて買いたい人と売りたい人の気持ちを考える訓練を積み重ねれば当ブログなど読まなくても理解できるようになります。
急騰直後は何もしないのが一番なのですが、ただ単に何もしないだけでは成長は期待できません。
急騰したとしても、かなり重要なレジスタンスラインを明確に抜けたのであれば買える場面も多々ありますし、今回のように慌てて買わない方が良い場面もあります。
この判断はチャートの左側をしっかり見て環境認識することと、上昇の仕方であったり勢いを感じ取ることが必要となります。
これらのことを文章で説明するのは難しいのですが、FXで勝つためには文字で説明できないことを体得する必要がありますので、急騰直後は何もしないということが徹底できた方のみ、次のステップとして急騰の原因を考え、エントリーできるかどうかを瞬時に判断する訓練をして頂ければと思います。
ということで、急騰直後に乱打戦しちゃうという方は今回の記事は軽く流して頂いて結構です。
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