【指輪の結び型デザイン】沖縄結びとケルトの結びに込められた意味
良縁を結び付けてくれる指輪、結び指輪
沖縄から発信されている、結び指輪。
沖縄には独特の文化が有り、同じ日本国内でも面白い文化や、伝統が沢山あります。
その中でも最近人気なのが「結び指輪」。
元々指輪自体が円形、途切がない事もあり、そこに「結び」をかけて何とも縁起の良い響きを感じさせます。
今回はこの結び指輪についてご紹介しましょう。
「結び指輪」とは?結び指輪に込められた意味
結び指輪は二本の紐を結んだようなデザインが特徴的な、400年程前の沖縄の貴族の間で伝統的に伝えられていたという指輪です。
元々は中国から伝わってきたそうで、両親が自分の子供に贈っていたとか。
- 縁を結ぶ
- 幸運を結ぶ
- 願いを結ぶ
そんな風にこれから成長していく上で、生きていく上で子供が幸せになってくれるようにと願いを込めていたのでしょうね。
そう考えると、何とも良く考えられているデザインの指輪です。
その願いは今でも同じようで、沖縄では結婚適齢期になるとこの指輪が贈られるそうです。
やっぱり指輪という存在が、良縁祈願をイメージさせるのでしょう。
そういう意味ではこの結び指輪、結婚指輪やエンゲージリングとしても人気なんだそうです。
また「縁結び」としても人気で、この指輪を着けていると素敵な人と巡り会えるのだとか…
出会う前から運命の人との結びになってくれる、それが結び指輪の効力なのかもしれません。
出典:img02.shop-pro.jp/
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因みにデザインが少しずつ違う事に、気付いて頂けたでしょうか?
実は結び方によって色々な意味があり、その「結び」も違ってくるそうです。
- 情熱的な恋を。
- 理想のパートナーとの出会いを。
- 幸福な家庭を
そんな風に、違いがあるのだそうです。
ただ、それは実際には教えて貰えず、直感で選んで貰うお店が多いのだとか。
曰く「その人の本心からの願いで、指輪を選んで欲しい」……との事です。
確かにその方が何だか効果もありそうだし、何より言い伝えに惑わされずに本当に欲しい指輪を選べますものね。
ケルトの結びデザイン
と、ここで沖縄の結び指輪とは違いますが、外国の結びデザインの指輪を紹介してみたいと思います。
「結ぶ」という意味にイメージを抱くのは、東洋だけではありません。
これは古代ケルト、アイルランド地方のデザインですが、
そこではケルトノットと呼ばれる幾何学模様を表すケルト文化独特の結び紐細工が豊かさと純粋さを表され、今でも愛されています。
その中でもこれはトリニティと呼ばれるデザインです。
トリニティとは三位一体の意味で、
- 「魂」
- 「肉体」
- 「エネルギー」
の完全なバランスを表しています。
また3は神聖な意味も表しると同時に、3つの女性の力として処女、母、老婆のトリプルゴッデスを表すとされています。
その為か、ケルト結びは3つのデザインを重ね合わせたデザインが多いですね。
こちらは指輪ではありませんが、ハートのケルト結びデザインです。
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何かを重ねる、結び合うという事に良いイメージを重ね合わせるのは、どうやら世界共通のようですね。
旅先で出会える、新しい結びの指輪
いかがでしょうか、日本である沖縄の結び指輪と、アイルランドのケルトデザインリングをご紹介させて頂きました。
どちらも祈願、成就、安定やバランス等、様々な意味が込められています。
これは指輪がお守りとしての意味があった時代の名残なのかもしれません。
今回は二種類でしたが、他にも色々な地方に色々なデザインの指輪は存在します。
もし貴方が旅行好きでしたら、その地方の伝統的な品がある場所も巡ってみてはどうでしょうか?
その地方独特の、そして願いの込められた指輪を見つけられるかもしれません。
そしてその指輪が貴方と別の何かを結びつけてくれたら、もっと幸せでロマンティックですよね。