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白ごはん.comの「とうもろこしご飯」、まさにこれからの時期に作りたい炊き込みご飯で、毎年6月に入ってからアクセスも徐々に増え始めます。

これまでレシピでは「好みでとうもろこしの芯を入れて炊いてください」と補足として書いていたのですが、芯を入れたほうがなんとなく美味しいよな、という記憶をたどっての比較検証で、同時に炊き上げて比較をしたことがありませんでした。

できれば今年のシーズンの前に一度ちゃんと検証をしてみようと思い、まったく同じ条件で、芯のありなしで炊き分けて味の比較をしてみました。今回はその結果をこのブログにまとめたいと思います^^


まず、同じ炊飯器を2つ持っていないので、今回は下のように文化鍋で、芯のありなしで炊き分けてみました。

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2つの鍋を同時に火にかけ、炊き上がりも同じになるようにセットしました。とうもろこしは1本。これで具沢山な炊き上がりになります。

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炊きあがったほうは芯を取り出し、さっくりと混ぜ合わせて、味の比較です。

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【とうもろこしの芯の入ったご飯の味わい】
・鍋の蓋を取ったときに感じるとうもろこしの香りが若干、芯の入っていない方よりも強い。
・米だけを食べてみると、とうもろこし由来の味の厚みやふくらみが米の味わいにプラスされている。
・とうもろこしの実と炊きあがったご飯の一体感が強い。

【とうもろこしの芯のないご飯の味わい】
・上に比べると、ご飯だけを食べてみると米の味、塩気を強く感じる。
・芯入りのご飯のような、味の厚みを米の部分からは感じられない。

と、このような比較結果でした。

嫁と一緒に試食したのですが、芯の入っていないものが美味しくないわけではまったくないのですが、米の部分の味わいのふくらみ方や実と米の一体感などを考えると、「こりゃ芯入りのレシピに統一したほうがいいよね」という意見で一致。さっそく白ごはん.comのレシピも変更しておきました。

とうもろこしもスーパーにたくさん並び始めたので、ぜひ芯も実と一緒に炊き込む方法で炊いてみてくださいね!!

白ごはん.comの「とうもろこしご飯」
https://www.sirogohan.com/recipe/morokosigohan/

*白ごはん.comでは日々古いレシピを検証し直して、レシピの修正を行っています。レシピ下部の補足にそのことは追記していますので、合わせてチェックしていただけたら幸いです~