※50音順に掲載しております。
幅広い分野において、経験豊富なプロカメラマンの指導のもと、実践テクニックを学ぶことができます。
オリンパスミラーレス一眼カメラの使い方のフォトチューター。使い始めたばかりの疑問から、基本的な撮り方までを総合的な知識をもってアドバイスいたします。初めての写真の入り口に頼もしい存在です。
1969年大阪府生まれ。写真家マツシマススム氏に師事。(株)メディカルフォトにて学術資料制作のチーフカメラマンを経て2002年独立、現在、写真撮影をはじめ初心者向け写真教室や撮影ツアーで活躍中。ライフワークは大阪の下町撮影と野生日本猿のポートレート。写真ワークショップおもひで工房主宰。NPO法人フォトカルチャー倶楽部認定フォトインストラクター、読売旅行写真ツアー講師、日本写真家協会(JPS)会員。
毎年、海水浴に家族で訪れる第二の故郷ともいうべき日本海の漁村での一枚。船着き場に何故か首だけのマネキンを見つけた娘はふざけて持っていたハンマーで後方から襲いかかる。来年には届くようになっているだろうかと思いつつ面白いのでシャッターを切る。
1977年神奈川県生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒業。スタジオ勤務を経てファッション、広告カメラマンのアシスタントを勤める。その後、篠山紀信氏に師事し、2010年に独立。雑誌、広告等の分野で主に人物撮影を中心に活動。近年は村上隆氏をはじめ美術作品の撮影にも携わる。APAアワード2015入選。
「消失点」というのは何が「消失」しているのだろうか。点、すなわち体積がゼロになることなのか。E=mc2。君の美しさが特異点であるならば、その質量は無限大になるだろう。
それともうひとつ。2013年の夏、ドイツの研究者チームが光を停止させる実験に成功したそうです。
ホリゾントの前に君を立たせ、カメラを構えた。青い空も白い雲も必要なかったんだ。ただ君の肩や睫毛を見ていたかった。君と僕。それだけで一日が過ぎて行った。時には僕の指先がいじわるをし、君の眼差しはいたずらだった。覚えている、けれど帰らない日々。
1952年愛媛県今治市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。JPS(日本写真家協会)所属。雑誌を中心に活動。最近では、農業写真の分野にも精通。
薔薇は厄介である。俄花撮りカメラマンになって三年あまり、野草、雑草、梅に桜、様々な花達との出会いを繰り返し、やっとその微かな言葉が少し聞こえてくるようになってきた。しかしである、この薔薇だけはいまだに頂けない。幾度となく撮影会などを開いて挑戦しているのだが、「貴方に私が撮れるかしら?」と居丈高に見栄を切られているようでどうにも落ち着かないのである。そう、まるで超美人の前に出た私のように・・・。
この気持ちは機材を変えたからといって、どうにかなるものではないのだが、OM-D E-M1の背後に隠れながら呟いてみる。貴女の愛を少しだけ・・・(笑)
Tsukasa Kataoka's official website
1977年奈良県生まれ。2003年フリーランスとして活動を開始。現在は、広告写真撮影を務める傍ら、写真教室や撮影会講師などを手掛ける。自身の作品作りにも精力的に取り組む。撮影対象は主に「自然・風景」をテーマに撮影。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。
この光景を求めて北海道を訪ねました。自然はいつも私の想像を超えた美しい姿を見せてくれます。そして私の魂を大きく揺さぶり、興奮と喜びを与えてくれます。美しい光景をいつまでも私たちに見せ続けて欲しいと願います。
「写真」は本当に素晴らしいと思います。自分自身が受けた感動を人と共有することが出来ます。これからも感動のシーンを捉え、表現して行きたいと思います。
そして自然と人、人と人の心を繋ぐ一助になることが出来れば幸いです。
1979年東京都生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。美術大学等に勤務しながら作品制作を続け、2011年よりフリーランスとして活動を開始。メーカー系ギャラリー他にて、個展・企画展多数。富士フォト新人賞2003 奨励賞受賞。東京工芸大学・清里フォトアートミュージアムにて作品収蔵。
自分の進むべき方向を模索して
ゆらゆらと揺られ漂う気持ちを抱えていた時
ぷかりと目の前に現れた
私の分身
嬉しい時、哀しい時、なにかに迷っている時、
いつも空を見上げる
空は答えをくれはしないけれど
少しだけ
心に光を当ててくれる
Takeshi Kanetake
・博報堂WEBサイト「ONESTORY」コラム連載中
・ビジュアルブック「眺望絶佳の打ち上げ花火」発売中
・ムック本「超 花火撮影術」発売中(電子書籍も有)
・DVD「デジタルカメラ 花火撮影術」Amazonにて発売中
1963年神奈川県横浜市生まれ。写真の技術を独学で学び30歳で写真家として独立。打上げ花火を独自の手法で撮り続けている。写真展、イベント、雑誌等、メディアでの発表を続け、花火の解説や講演会、花火撮影ツアーの依頼が増えている。2016年には花火打上従事者の資格を取得。
風景、花、フード等の止っている被写体でも、人物、動物などの動く被写体の場合でも、事前に被写体の特徴を知っておくことが必要です。花火の写真撮影にも当てはまります。いつ、どこで、どんな大きさの花火が開花するのか知っていなければ思い通りの写真は撮れません。長年、花火を撮り続けてきた経験を生かし講座では花火撮影の楽しさと日本の花火の魅力を伝えていきます。
2017年3月 静岡県 熱海海上花火で撮影
花火は永久不変ではありません、花火師さん達の日々の努力により進化しています。またカメラも日々進化しています。進化している花火を美しく撮るためにはカメラマンも進化しなければなりません。オリンパスのライブコンポジットはBULB撮影の苦労を解消してくれました。多くの人に花火撮影の楽しさを体験して頂きたいと思っています。
2017年10月 茨城県土浦花火競技大会で撮影
神奈川県生まれ。女性のための写真教室「Atelier photo* chocot」主宰。キッチンから野の花まで、日常の何気ない景色を独特の視点と色・光で切りとる作風で女性からの人気が高まる。写真誌の執筆や講師、トークショー、広告撮影のほか、最近ではフォトツアーで地方活性に取り組む活動、写真で地元を愛する「SLOWPHOTO」にも取り組んでいる。近著に『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)、『写真家きょん♪のふわっとかわいい「ゆるかわ写真」の撮り方ノート』(宝島社)ほか多数。
この目で見ている世界は、一日・一秒では変わらないように見えて、実は変化している。いま、目の前に広がる「秋の色」も、一日・一秒のうつろいが見せる世界。だからこそ心動かされる、そんな気がするのです。
その女性は、目の前の世界を見ているようで、心は違う世界を旅している…そんな気がしました。まるで「秋の色」のようにあちこちへうつろう乙女の心。それはワタシ自身の心のあらわれなのかもしれない。そう思った瞬間、シャッターを切っていました。
1947年、京都市生まれ。立命館大学卒業後、北米大陸を横断取材。以降現在までに54ヶ国を歴訪。2004年、文化庁芸術家特別研修員として渡米。NHK文化センターやオリンパスFotopus[デジタルカレッジ]などで写真講師を務める。「京都」に関したフォトエッセイを新聞や雑誌に連載中。個展 14回開催(オリンパスギャラリー他)。写真集に「京艶」(淡交社刊)、「風の雅」(京都新聞社刊)など。日本写真家協会会員。京都観光おもてなし大使。
瑞巌山圓光寺は京都洛北一乗寺にある閑静なお寺である。少し前にアカデミー講座を開催した時に素晴らしい紅葉を参加者の皆さんに喜んでいただいた。
夕日を受けた雲のハイライト部分がアートフィルターの「スターライト効果」で星のように輝いてくれた。
その圓光寺に新しい庭ができた。龍と大海をイメージした躍動感に満ちた石庭である。夕暮れ時にWBを電球色にして手持ちで撮影。強力な5軸手ぶれ補正に大型EVFが採用され、大きく見やすくなったファインダーを覗きながらシャッターを切ればさらにブレの心配がなくなった。
NORIKO KUKIMOTO
Photraveler's diary
神戸出身。学生時代に一眼レフカメラを手に入れて以来、ひとり旅を基本として欧米・アジアを中心に世界各地を旅しながら作品撮りをしている。いくつかの職業を経て写真家へ転身。現在はオリンパスデジタルカレッジアカデミー講師の他、様々な写真講座やワークショップなどで「たのしく、わかりやすい」をモットーに写真の楽しみを伝えている。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。
『親指姫の住処』子どもの頃に読んだおとぎ話に出て来た親指姫は、きっとこんなお花の中に住んでいるんじゃないかしら。
『YAEYAMA BLUE』雲が低く垂れ込める夕暮れにあっても尚、その透明度を感じさせる八重山の海。
1969年東京生まれ。沖縄の八重山諸島における水中写真から北海道大雪山の山頂まで、幅広いフィールドにて自然写真や広告写真を撮影。背景に大自然を取り入れた広角接写を得意とする。また、ライフワークとして蝶をはじめとする昆虫の飛翔をテーマとした作品に取り組む傍ら、親子で楽しめる写真撮影のイベントにも力を入れている。SSP日本自然科学写真協会理事。
年に一度初夏の頃だけに姿を現す蝶で、滑空するように飛翔する優雅な姿が美しい。プロキャプチャーモードが花粉を飛び散らせながら飛び上がる瞬間を的確に捉えてくれた。
10月中旬とは言え、沖縄の石垣島では真夏のような日差しが降り注いでいた。主役だけでなく生息環境も丸ごと写し込むため思い切り近付いてシャッターを切ると、フィッシュアイレンズの魅力が凝縮された1枚となった。
1960年東京都生まれ。青年海外協力隊、パラグライダーメーカーへの就職を経て1999年にフリーランスとして独立。写真は言葉と同じ。伝える手段としてパラグライダー誌を中心に活動。最も過酷と言われるレッドブル エックスアルプス出場や北極圏の単独川旅など、興味や趣味の中を旅するトラベラーとして興味や趣味の世界を住処としている。2006年からカナダ北部のユーコン準州で極北の大地と野生動物、そしてオーロラを撮り続けることをライフワークにしている。
アラスカとユーコン(カナダ)北部に生息するカリブーは、夏を北の海岸地帯で子育てを行い、厳しい冬は南下して越冬する。数十頭から数百頭の群れを作り、時に10数万頭の群れを形成しながら季節移動を続けている。その姿を自分のみで見てみたい。交通手段のない無人の荒野に分け入る手段としてカヤックを使い、単独で300km以上の川を下りながらその瞬間を追いかけた。
オーロラの輝きは時に激しく、時に優しく、見るものを魅了する。ユーコンの旅の魅力は、このオーロラとの出会いにあるのかも知れない。夜空いっぱいに炸裂するようなオーロラの感動は、決してカメラに収めることはできない。どうすればこの感動を伝えることができるのか。決して尽きることのない試行錯誤が続いて行く。
文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。傍らモデルをしても活動している中、撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。現在は人物を中心として広告や雑誌等で撮影をする一方、ライフワークでは海外、国内と街スナップして撮り歩いている。
慌ただしい香港の街並はいつもエネルギッシュで、人の多さと、市場の活気で圧倒されてしまう。その街並を割るように路面電車のトラムが走っている。ゆっくり進むトラムに乗って、忙しい香港の街並を撮影していると、カメラの楽しさに改めて気づかされる。香港は私にとって、写真欲を掻き立ててくれる場所。
1968年鹿児島県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。現在、広告写真を中心に、雑誌、新聞等で撮影に携わる。近年は熊本でギャラリーディレクターを務め、写真専門学校講師、写真セミナーなど写真文化を広げようと努力している。
イタリアの街角、広場から下る坂の下。補助輪の付いた自転車を押す親子。
私も父と自転車の練習したなぁ。日が沈むのでそろそろ帰ろうかと言われたかな。もうすぐだよ、この坂も自転車に乗ってビューンだよ。
私の遠い記憶に重ねるため、ぼかし効果のジオラマⅡで。
祝福の言葉をおくりながら、うっとり見とれた光景。
真夏に訪れたシチリア・チェファル、海の街。サンセットクルーズに繰り出した地中海はさぞかし美しく、こころに残る光景だったことだろう、わたしにも少し分けてもらった幸せな気持ちでシャッターを切った。
「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。カメラ関係誌やダイビング専門誌などで執筆や撮影を行いながら、沖縄那覇にて水中写真教室「マリーンプロダクト」を主宰する。
著書に「誰にでも撮れる水中写真」(マリン企画)「デジタルカメラで簡単水中写真」(サンエイテイ)がある。
写真展は、2007年「写真生活」(オリンパスギャラリー東京、田園調布・Deco'sDog cafe 田園茶房)2010年「南国アートフィルター」(富士フォトサロン名古屋、オリンパスギャラリー東京、大阪)。2011年「SUMMER」(田園調布・Deco'sDog cafe 田園茶房)。2012年「南国E-M5」(オリンパスギャラリー東京、大阪)、「SUMMER」(田園調布・Deco'sDog cafe 田園茶房)。2013年「SUMMER」(田園調布・Deco'sDog cafe 田園茶房)。
公益社団法人 日本写真家協会会員。
気中と水中を一つの絵に収める写真が大好きで、世界中の半水面撮影を楽しんでいます。
水の青さと陸上の景色を一度に楽しめるが半水面の魅力です。灼熱のビーチで火照った身体を、冷たいプールで気持ち良く冷やす瞬間を捉えた写真です。EVF越しに見える被写体は鮮明に感じるのは歳のせいでしょうか?
目の開けられないくらい明るすぎるビーチ。OVFでは露出をデーター任せになりがちなシーンだが、E-M1のEVFなら砂地のディテールがわずかに残せるくらい明るく描写できそうだ。いつもより1/3段明るさを楽しめそうだ。焼けた肌が痛くなるほどの日差しを大切に感じながら仕上げた。次はいつ来れるかな?
新潟県出身。東京造形大学卒業後、荒木英仁に師事する。2003年「Lightinguz」を設立し独立。独自の視点・感性で撮る広告写真等で活躍。スイーツから風景までオールマイティな写真家として、カメラメーカーなどからの依頼も多数。近年の写真セミナーでは、「ハートで撮ること」の大切さを改めて伝えている。公益社団法人日本広告写真家協会会員。
ローズヒップが美しい庭でちょっと探検。ヒールを脱ぎ捨て子供みたいな彼女が可愛い。
model:Noemi
hair&make up:Yummii
日が傾き始めた午後の時間。竹林が輝きだす。
model:Noemi
hair&make up:Yummii
1978年大阪生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業。その後同大学研究生、研究室勤務を経て2009年独立。作品制作と共に、さまざまな写真教室・セミナーで講師を務め、現在は大阪芸術大学写真学科講師も務める。また、2013年より老若男女さまざまな人たちに写真の楽しみを知ってもらうための『写真教室 RECON』を兵庫県芦屋市に開校。自身の混沌とした内面の表現をテーマに、一人の少女を撮り続けた作品を制作・発表している。2009年より、自身のフィルターを通して都市の死生観を捉えるという新たなテーマにも取り組む。2005年フジフォトサロン新人賞/奨励賞受賞。清里フォトアートミュージアムに作品永久収蔵。
雨が降っている。
私は一歩も動けない。
いつもと少し違う風景は、
私の前に、1枚のフィルターを作り上げる。
私の行動を閉じ込め
心を閉じ込める。
埼玉県生まれ。デザイン会社に就職したのち、写真に興味を持ち、バンタンデザイン研究所の写真学科で写真を学ぶ。専門学校を卒業後、写真家 斎藤巧一郎氏に師事。人物・料理・スナップなど様々なジャンルを撮影している。高校生時代天文部に所属していた事もあり、星空を見上げては作品を撮影している。オリンパスデジタルカレッジでは2012年よりフォトチューターとして活動。著書に「今すぐ使えるかんたんmini OM-D E-M1 Mark II 基本&応用撮影ガイド(技術評論社)」などがある。
澄み切った夜空を横切る流星。その小さなホシは誰を魅了するわけでもなく星の草原を駆け抜ける。
綺麗な線を引きながら飛んでいく飛行機の軌跡は、乗客の旅の出発の道筋を描いている。
1959年山梨県甲府市生まれ。日本大学卒業後、株式会社新日本企画で「季刊(*現在は隔月刊)風景写真」の創刊に携わり、編集長・発行人を経験。退社後はフリーの風景写真家に転向。現在自然風景を中心に撮影、執筆活動中。著書に「四季の風景撮影」シリーズ8冊(日本カメラ社)、「構図決定へのアプローチ法」「RAWから仕上げる風景写真テクニック」「自然風景撮影 上達の鉄則60」(玄光社)など多数。2015年個展「色 X 情」開催。オリンパス・フォトパス「山コミュ」管理人。カメラグランプリ選考委員。日本風景写真家協会(JSPA)会員。
20本ほどの染井吉野と3本の若い枝垂桜がある公園が近所にあるのですが、そこで撮影することを大事にしています。小さな変化を見逃すことなく、最良のタイミングで撮影できるのに加えて、その場所に愛着が持てるようになるからです。この作品もそこで撮影したものですが、そういう場所を持って欲しいと思います。
人間の寿命など足元にも及ばないほどの歳月を生きた桜の威厳ある風貌には心打たれるものがありますが、そういう桜を偶然にも発見したときは運命を感じずにはいられません。逸る心を抑えて丁寧に撮ろうとするのですが、思うように撮れない事もしばしば・・・。この作品はそんな偶然の出会いに感謝をしながら撮影したものです。
1973年、埼玉県川口市生まれ。日本写真芸術専門学校を卒業後、写真家竹内敏信氏のアシスタントを経て、フリーランスの写真家として活動を開始。“森は魚を育てる”をキーワードに、天と地を巡る水を辿り、生命の姿を見つめ続けている。写真集に「泉の森」(風景写真出版)など、著書多数。公益社団法人 日本写真家協会会員。
耕作地の周辺はブナの森が広がる。秋色に移ろい始めた森を歩けば、たくさんの実が落ちていた。カロリーが高く、山の動物たちにとって格好の食料となり、豊作となったこの地域では、今年は熊が里に降りてこないそうだ。来春には新しい命がたくさん誕生することだろう。終わりではなく、春を想う風景。
富士山の中腹、標高1900メートルの森の中。雨上がりの苔に覆われた林床は、スポンジのようにフカフカしていた。倒木の近くには若木が背比べ。大きな木が倒れれば、ぽっかりと空が開ける。光が届きやすい場所は、若木にとって成長しやすい好環境。長い歳月繰り返され、僕はこの森を見ることができる。
東京都出身。出版社映像局を経てフリーランス。依頼撮影は、エディトリアルからコマーシャル、PR誌まで、幅広く対応。カメラ雑誌等にも寄稿。都内アマチュアクラブの指導を委嘱され、定期的に教室を開いている。そのため、ジャンルを問わずに撮影することが多くなった。個展「夢花」「亜細亜紀行」など。グループ展、団体展は多数参加。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。
E-M1で撮影して驚いたのは、非常に表現豊かな画像が得られたことです。これはE-M1に、フォーサーズレンズの描写性能を100%引き出す力が備わったからでしょう。だから、カメラの機能が生きてきます。そこで、多重露出とアートフィルターを併用して、「従来の殻を打ち破りたい」という心象風景を表現しました。
1968年岡山県生まれ。高校を卒業後、写真家 緑川洋一氏に師事、地元のカメラ店で撮影業務などを学び、2000年に独立。現在、スタジオ撮影、フォト講座、執筆、フォトコン審査等を行う。ライフワークでは主に心象風景、自然写真、水中写真を撮影している。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。一般社団法人 日本写真講師協会 認定フォトインストラクター。フォトマスターEX(総合)。PADI OWSI スキューバインストラクター。2014年 個展「異空間」オリンパスギャラリー大阪で開催。
鳥取砂丘は四季折々の姿を見せる。春、夕暮れ迫る砂嵐の中、この二人は強い絆で結ばれているように感じた。
屋久島の海中には人々にはあまり知られていない場所が残っている。ゼロ戦の残骸に群がる小魚たち、ここには生物たちの生き残りをかけたもう一つのストーリーがある。
沖縄でのダイビングインストラクターを経験した後、写真の世界に入る。広告カメラマンの助手を経て、ダイビングやリゾート雑誌を発行している出版社に入社。日本を始め世界の海を取材で訪れる。2004年に独立。国内外の海を潜り、独特の優しい感性で瞬間を切り撮るスタイルを得意とする。このところは海にとどまらず、地球のあらゆる場所で「幸せの瞬間」を撮り続けている。著書に、写真集「きせきのしま」(小学館)、「LinoLino」「ALOHEART」(LifeDesignBooks)。共著で「光と色の写真の教室」(技術評論社)がある。
空を見上げてるヒトスジギンポ君、そのキラキラした目にはどんな世界が写ってるかな?
沖縄の海で出会ったサラサゴンベ君、2人で見つめ合う時間はなんとも幸せな時間です。
東京生まれ。日本大学芸術学部で写真を専攻し、卒業後秋田好恵に師事。91年に渡米し、アパレルメーカー“57 street collection inc”と契約。93年に帰国。95年日本ビエンナーレ展入選。現在、各界の著名人のポートレイト、舞台女優、俳優などを中心にオリジナリティのある写真を撮り続け好評。また、独自の視点によるダンサー、スポーツ選手など肉体をモチーフにした作品を精力的に制作中。現在までに国内外約60回にのぼる個展、グループ展を開催する。ベッキーを撮影した『ベッキーラッキーツアーinヨーロッパ』が日本テレビ放送網から発売中。日本広告写真家協会(APA)、日本写真家協会(JPS)各会員。
神在月の出雲では11月12日の夜、稲佐の浜で神迎えの神事が行われる。以前から龍は雲の模様から描かれていると思っていた私はあまりにも迫力のある空の変化に、“きっと現れる”と確信していた。日が落ちる頃、まるで龍神が空を舞っているかのような雲が現れた。
八百万の神々が出雲大社のお集りになるという神在月。いにしえの時代から語りつがれている数々の神話。日本という国を支えている目にみえない力を、生きている私たちが絶やさないように、心のシャッターを切りました。
1968年、京都府生まれ。1990年よりフリーランスとして活動。各種雑誌やカタログをはじめ、カメラ専門誌などでの執筆も多数。またテレビ出演、講師など活動ジャンルは多岐に渡り、丁寧なテクニック解説にも定評がある。(社)日本写真家協会会員。
著書に「今すぐ使えるかんたんmini オリンパス OM-D E-M5基本&応用 撮影ガイド(技術評論社)」など。
赤道直下のシンガポール。表に出た瞬間、湿った空気が体にまとわりつく。
熱帯特有の植物などで占められ「ガーデンシティ」とも呼ばれる街でバスに乗ってみた。シンガポールも類にもれず、公共交通機関の中では皆、スマホを手にしているが、そんななか、彼女だけが遠くを見つめていた。
1979年、東京生まれ。日本写真芸術専門学校卒業後、竹内敏信事務所に入社。2005年4月にフリーとなり、自然の「こころ」をテーマに、花や風景の作品を撮り続けている。特に花のクローズアップ撮影を得意とし、写真誌での執筆やイベントの講演など多数。
写真展:「Heartful Flowers」「Ants」「Yin&Yang」など。日本写真家協会会員。オリンパス デジタルカレッジ講師。
「五月の雨は気持ちがいいの」って花が言う。小さな雫を纏いながら、くるりくるりと可憐に踊る。「そうだよね」って周りの花もうなずいている。だけど、真っ白な空にふわりと溶けちゃいそうで、ちょっと淋しい。
曼珠沙華は天上の花。赤い花が地に舞い降りれば、それは良いことが起こるしるし。秋の陽射しを味わいながら、願いを込めるように、ゆっくりと花を広げる。そう、あなたに幸せが訪れますように。
若子jetのセンチメンタル日記
Twitter:@wakakojet
Instagram:wakakojet
岐阜県岐阜市生まれ。名古屋造形大学卒業。撮影スタジオ勤務後、出版社写真部を経て、写真家松本明彦氏に師事後、独立。雑誌、広告等で人物撮影をする一方、ライフワークで街スナップを楽しんでいる。エネルギーに溢れた色彩感覚と絵画のような作り込まれた世界観で人気を博す。
個展・企画展、グループ展など、作品発表多数。主な代表作「キッチュ a GO!! GO!! 浪花♥編」、「センチメンタルガール」など。近著では、2016年7月若子jet写真集「キッチュ a GO!! GO!! 浪花♥編」リブロアルテ社より国内外の書店、アマゾン等で発売、取り扱い中。トークショーやコンテスト審査員としても幅広く活動。2007年度コニカミノルタフォトプレミオ受賞。
私は妄想族。。。可愛いモノを心の宝物箱にいれたくなるような、まるでそんな世界観の女の子が大好きっ。そしてそれらのロケ場所は、これからもずっと残しておきたい大切な場所。作品を表現する上で、いつまでも若く、いつまでも乙女心を忘れないでいたい。夢に描いた「可愛い文化」を、発信し続けていたい。。。
ST=YOSHIKI
Hair=Junpei Yamamoto
Make=MAKOTO
Model=Karolina B.・Alisa H.
D=Nozomi Ueda・In Seo
気持ちよく泳く鯉。街中に、水の透明度が高いと泳ぐ鯉が浮いているように見える。自分の出会いをキャッチするアンテナを閉ざさずに、常に新しい出会いに向かって積極的に模索していこう。素晴らしい出会いがまたあなたを大きく成長させてくれるだろう。
千葉県生まれ。東京ビジュアルアーツ写真学科卒業後、カメラとともに世界各地を歴訪。中でも長年にわたり、バングラデシュでは子供の教育にまつわる数々のNGO団体の撮影協力や、インドネシアに在住してのカメラマン業務など、アジア地域での取材、撮影を得意としている。現在はオリンパスフォトチューター活動と並行して、ウエディングや舞台撮影のカメラマンとして活動中。
青山学院大学卒。大学広報室勤務を経て、フォトカルチャーマガジン「PHaT PHOTO」編集部にて、編集・広告企画編集・広告営業、写真家マネージャー兼秘書を兼務担当。同誌編集長であり、写真家テラウチマサト氏に師事。2005年退職後、フリーランスに転身。現在は、女性向けのフォトレッスンを開催するかたわら、インタビュー&撮影の手法を活かして、地域情報ネット番組のMCやスポーツ選手のセカンドキャリアをプロデュース。活動の幅を広げている。
三重県伊勢市出身。通販会社を経て独立後は、Webコンサルタントの傍ら商品撮影やレースカメラマンとして活動。現在はオリンパスデジタルカレッジのほか、写真教室講師を務めている。「宇宙から水中まで、撮り方なんでも聞いてください」というキャッチフレーズで、カメラ機能、撮影技法、写真史など、時系列を辿りながら柔軟性ある解説がわかりやすいと好評。個展5回以外にグループ展にも多数参加。3歳児の父親として子育て真っ最中。
神奈川県生まれ。舞台演劇・声優・ナレーションなど俳優業の活動を経て、その経験から写真と音の世界に魅了され転身。大手カメラ量販店の販売員勤務やショールームアテンド経験を活かし、現在はオリンパスフォトチューターとして活動中。またステージ・人物・動物・スナップなどの撮影及び、楽曲制作や音楽監督などフォトグラファーとコンポーザーとしての活動を続けている。
1982年大阪生まれ。契約スポーツカメラマンを経て現在は写真家 片岡司氏に師事し、スタジオアジュール写真教室講師、オリンパスフォトチューターとして活動中。デジタル機材に強く総合的な撮影環境のサポートを得意とする。