2018/06/11 18:45
太宰府名物 ニセ梅ヶ枝餅で1億円余り売り上げか 懲役2年求刑 福岡県
太宰府名物の梅ヶ枝餅。
その商標に似せた文字を無断で使い、餅を販売したとして罪に問われている男の裁判です。
検察は懲役2年と罰金を求刑しました。
起訴されているのは福岡市東区の露天商、中西泰治被告です。
起訴状によりますと中西被告は去年、福岡市の神社などで梅ヶ枝餅に似せた商標を無断で、看板や包み紙などに使い、餅菓子を販売したとして商標法違反の罪に問われています。
11日の初公判で中西被告は起訴内容を認めました。
検察は「梅ヶ枝餅の知名度に便乗し、8年間で1億円あまりを売り上げていた」と指摘し、懲役2年、罰金200万円を求刑しました。
一方、弁護側は「安易な気持ちで使い続けてしまった」などとして、執行猶予を求めました。
判決は来月6日に言い渡されます。
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