テクノロジーの発達により、テレビゲームや携帯ゲーム機はどんどん進化しています。そんななか、実はボードゲームなどのアナログなゲームも密かなブームになりつつあります。今回は、世界中で人気のボードゲームや日本庭園をテーマにしたゲームなどをご紹介。友達や家族とプレーすれば、時間を忘れて楽しめるゲームばかりなのでぜひチェックしてみて下さい。
[その1]
1500万個を売り上げたボードゲームの王様
GP
カタンの開拓者たち スタンダード版
ボードゲームの王様と言われるほど高い人気を誇る「カタンの開拓者たち」。“カタン”という無人島を舞台に、島全体を使って対戦相手と開拓競争を繰り広げます。サイコロによって算出される5種類の資源で開拓地を建てていきますが、なかなか必要な資源が集まらないことも。時には対戦相手と協力して資源を獲得し、チャンスがあれば陣地の獲得競争も行えるエキサイティングなゲームです。
<注目ポイント>
・タイルの組み合わせは2兆9000億通り以上
・プレー人数は3~4人
・5~6人で楽しめる拡張版も販売
地形タイルの組み合わせを変えれば、毎回違うマップでプレーできます。資源を交渉でトレードするという独自のルールは、ゲームを盛り上げてくれること間違いナシ。多彩な戦術や戦略があり、非常に奥が深いので何度やっても楽しめます。
[その2]
大人も子どもも楽しめる可愛らしいデザインのテーブルゲーム
オインクゲームズ
海底探険
「海底探険」は、2~6人でプレーできるサイコロを使ったテーブルゲームです。プレイヤーは潜水服に身を包んだ探険家になって海底の財宝を探索。全員の潜水服は1つの空気タンクに繋がっているので、空気残量を気にしながらどれだけ財宝を持ち帰れるかを競い合います。
<注目ポイント>
・大人も子どもも楽しめるシンプルなルール
・特殊ダイス付属
・2~6人でプレー可能
対象年齢は8歳以上なので子どもも楽しめます。あえて財宝をたくさんとって空気を減らし、他のプレイヤーを邪魔するなど駆け引きも必要だったり、様々な楽しみ方を発見できるのも魅力の1つです。1~3の出目しかない特殊ダイスを含め、ゲームに必要なアイテムは全て付属しています。
[その3]
日本庭園の様式の1つ「枯山水」をテーマにしたゲーム
ニューゲームズオーダー
枯山水
日本庭園の様式の1つをテーマにしたゲーム「枯山水」。プレイヤーは禅僧になり、付属の「砂紋タイル」や様々な形の「石」を使って芸術性などを表現していきます。順番にタイルを引き、“配置”や“廃棄”などの決められた方法で庭を作成。石の位置や砂紋タイルの形を考えながら高得点を目指しましょう。
<注目ポイント>
・日本庭園の様式「枯山水」についても学べるゲーム
・歴史上の偉人を使った「作庭家カード」
・奥が深い駆け引きが必要
特殊効果を持った「作庭家カード」でゲームを有利に進めたり、石の配置によるボーナスを獲得したりと緻密な計算も必要です。2~4人でプレーできるので、他のプレイヤーとの駆け引きを楽しみながら“禅の精神”を身につけてみてはいかが?
[その4]
難易度が設定できる多人数協力型ボードゲーム
ホビージャパン
パンデミック:新たなる試練
「パンデミック」は世界中に拡大しようとする感染症を根絶するために、プレイヤー同士が協力し合って病原体のワクチンを発見するゲームです。プレイヤーはそれぞれ、別々の特殊技能を持ったエキスパートである「科学者」や「衛生兵」などの役割を担当。世界の各都市を移動して研究施設を作り、そこで治療や情報交換をしながら治療薬を発見していきます。毎ターン世界のどこかで感染症が発症し、油断するとたちまち病原体は広がって各地でアウトブレイク(拡散)が発生。勝つためにはプレイヤー間の協力体制が不可欠です。
<注目ポイント>
・ボードゲームでは珍しい多人数協力型ゲーム
・難易度の設定が可能
・ルールが追加された拡張パックも販売
ベースとなる「パンデミック:新たなる試練」に、新ルールなどが追加された拡張セットも別売りされています。もともと2~4人用のゲームですが、拡張パックによっては5人や6人でのプレーにも対応。ボードゲームでは珍しい協力型ゲームなので、時間を忘れて楽しめるかも。