路面電車まつり にぎわう
広島市などを走る路面電車に親しんでもらおうと、さまざまな車両の見学などができる催しが開かれ、大勢の家族連れなどでにぎわいました。
広島市などで路面電車を運行する広島電鉄は毎年この時期に「路面電車まつり」を開いていて、10日、会場となった車庫にはさまざまな種類の車両16台が展示されました。
このうち開業当初の電車を復元した「大正電車」には、大勢の人が乗り込み、当時、発車の合図として使っていた鐘を鳴らしたり、ブレーキ用のハンドルを操作したりしていました。
また、実物のおよそ10分の1の「ミニ電車」に乗ることができるコーナーもあり、子どもたちの人気を集めていました。
このほか、ふだんは入ることのできない検査場も開放され、車体の裏側などを熱心に見学する人の姿もみられました。
市内から家族で訪れた男性は「なかなか見られない電車もあり楽しかったです。子どもたちも大興奮でよかったです」と話していました。