福岡大空襲 当時知る資料展


太平洋戦争末期の福岡大空襲から73年となるのを前に、当時の様子がわかる写真や焼け跡から見つかった焼い弾などを集めた資料展が福岡市で開かれています。
この展示会は、73年前、福岡市の中心部で1000人以上の死者や行方不明者が出たとされる福岡大空襲があった6月19日を前に開かれています。
会場には、体験者などから寄せられた福岡大空襲や太平洋戦争に関する資料、およそ300点が展示されていてこのうち、空襲後の写真では福岡の市街地で多くの建物が失われた様子がわかります。
また、焼け跡から見つかった長さ60センチほどの焼い弾や空襲を知らせる時に使われた手動のサイレンなども展示され当時の様子を伝えています。
このほか、息子が戦地から父親に送った手紙には「元気ですか」と心配するとともに、「命は惜しまん、死ぬが男の子ぞ」などと書かれ戦場に立たされた兵隊の心情がうかがえます。
主催した実行委員会の井形敏子事務局長は「1つ1つの資料を見て、触ってもらうことで、戦争は2度とあってはいけないという思いを伝えていきたい」と話していました。
この展示会は福岡市中央区の福岡市赤煉瓦文化館で10日まで開かれています。