賭け麻雀で消防職員34人処分

札幌市消防局の職員が5年前から日常的に賭けマージャンを行っていたとして市消防局が職員34人を厳重注意処分にしていたことがわかりました。

処分を受けたのは、札幌市内の消防署に勤務する20代から40代の職員34人です。
市消防局によりますと職員たちは平成25年10月ごろから休日や当直明けの日にジャン荘や職員の自宅に集まって1回数百円から数千円ほどの賭けマージャンを行っていたということです。
ことし4月、匿名の通報を受けて消防局が調査を進めた結果、ことし2月までのおよそ5年間に34人が関わっていたことを認めたということです。
調査に対し職員たちは、「職員同士のコミュニケーションのために始めた。途中から金を賭けるようになった」などと話しているということです。
札幌市消防局は34人について、勤務時間外にやっていたことや賭けた金額が少なかったことなどから処分としては最も軽い厳重注意処分にしました。
市消防局職員課の坂上新次課長は「ルールを守るべき公務員が賭けマージャンをするのは許されることではなく、服務規律の徹底に努めたい」としています。