中期経営計画

インフォコムグループは現在、より存在感ある企業グループへの進化、そして成長を目指す中期経営計画(2013年3月期~2017年3月期)を推進しています。
その概要をご説明します。

サマリー(概要)

中期経営計画方針

United Innovation -進化

  1. 環境変化へのスピーディな対応による”進化”
  2. 重点事業領域の業容拡大に向けた“進化”
  3. “進化”を支える事業基盤の継続的強化

計数目標

  2013年3月期
(実績値)
2017年3月期
(目標値)
2021年3月期
(目標値)
連結売上高 373億円 550億円 1,000億円
連結営業利益 35億円 50億円 100億円
連結営業利益率 9.4% 9.1% 10.0%

事業環境認識

当社グループの事業領域であるITサービス市場は、今、大きな変革期にあります。

スマートフォンやタブレット端末などの高機能モバイル端末の急速な普及は、個人向けのネットサービス市場を急拡大させつつあり、法人においても営業活動でこうした高機能モバイル端末を活用するなどの、情報活用の場面や手法が変化しています。

また、クラウド化・サービス化による所有から利用が進展する中、ITサービス事業者へのニーズも、システム構築からサービス提供へとシフトしつつあります。

基本方針

このような変化の激しい時代においては、市場の変化に迅速かつ的確に対応することが何よりも重要です。

当社グループは、そのスローガンである“United Innovation”の原点に立ち返り、市場の変化に合わせて自ら“進化”し(=Innovation)その進化を“積み重ねていく事”(=United)で、グループ全体の成長を加速し、より存在感のある企業グループとなる事を目指してまいります。

中期経営計画基本方針

United Innovation -進化

  1. 環境変化へのスピーディな対応による”進化”
    • チャレンジ文化の醸成と新規事業・サービスの創出
    • 市場変化、技術変化へのスピーディな対応
  2. 重点事業領域の業容拡大に向けた“進化”
    • ネットビジネス、ヘルスケア領域での成長加速と企業向けITサービスの拡充・変革
    • M&Aの積極的推進による成長加速
  3. “進化”を支える事業基盤の継続的強化
    • 顧客視点、品質視点を重視した業務プロセス革新
    • 事業推進、グローバル視点での人財育成強化

重点3事業(重点分野)

一般消費者に、スマホや携帯電話を通じたサービスを提供

病院、製薬企業や健保などにITサービスを提供

企業に、経理や営業、生産管理などの業務を支援するITサービスを提供

ネットビジネスとヘルスケア、GRANDITの3事業を重点事業と定め、集中的に伸ばすことで、2017年3月期には連結売上高に占めるこれら重点事業の売上高を60%超とする計画です

連結売上高グラフ 重点分野の連結売上高を60%超に

主な方策としては、以下を計画しています。

ネットビジネス・ヘルスケアの成長加速

ネットビジネス

  • スマホへの移行を機会としたグローバル展開、ビジネスモデル変革
  • ソーシャルメディア事業の収益化・プラットフォーム化 等

ヘルスケア

  • 製薬企業・健保向けサービスの本格展開
  • 更なる周辺分野(調剤薬局向け、介護向け等)での新規サービスの立上げ 等

ITサービスの変革・拡充

GRANDIT

  • 顧客のグローバル化支援強化
  • 企業グループ向けクラウドサービスの推進 等

業績目標

2017年3月期に連結売上高550億円/連結営業利益50億円、2021年3月期には連結売上高1,000億円/連結営業利益100億円を目標としています。

なお、本計画の初年度となる2013年3月期については、成長事業の創出・育成に向け前期比の3倍の資源投入などによる先行投資を行うことで、連結売上高380億円/連結営業利益33億円を予想しています。

2013年3月期
(実績値)
2017年3月期
(目標値)
2021年3月期
(目標値)
連結売上高 373億円 550億円 1,000億円
連結営業利益 35億円 50億円 100億円
連結営業利益率 9.4% 9.1% 10.0%

成長に向けたギアチェンジ M&Aを含めた重点事業領域への積極投資 2013年3月期は、前期比3倍の資源投入を計画

これまでの中期経営計画

平成22年(2010年)3月期~平成24年(2012年)3月期

平成17年(2005年)3月期~平成19年(2007年)3月期