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堺市が公文書偽装155件 作成日遡らせる

更新:2018/06/11 12:00

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 堺市立のスポーツ関連施設で2015年度から16年度の公文書155件が作成されず、あとから日付を遡らせるなど正規に手続きしたように装っていたことがわかりました。

 偽装されていたのは、堺市のスポーツに関連する10の施設についての事業計画や事故報告書など155件です。これらの施設は堺市から委託を受けた4つの指定管理団体が運営していますが、団体側が期日までに市に文書を提出しないなどの理由で、決裁手続きなどが完了しないままの状態になっていました。

 しかし去年8月、市の監査委員会事務局が一部の書類の不備を発見、指摘を受けた複数の職員が作成日を遡った決裁書類を作り、過去の担当者のハンコや市長公印を押すなどして偽装しました。こうした偽装は合わせて155件あったということです。市は去年12月、担当課の課長ら3人を口頭注意処分にしています。


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