今日、NHKのあさイチで「夫の薄毛」の特集をやっていました。
世の中の女性たちは
薄毛よりこそこそしている態度の方が気になる
気にせず堂々としていればいいと思う!
なんて言葉を言っていましたが、女性だってシミは隠すし、ある程度の年齢になるまで白髪は染める人が大半ですよね。
確かにコンプレックスというのは自分が思うほど他人は気にしちゃいないんだけど、それでも隠したいと思うのが人の心というもの。
見た目が少しでも若くありたい、綺麗でありたいっていうのは男女共通の悩みですね。
私も旦那も40代。そりゃ旦那も薄毛が気になるお年頃ですし、私もシミやシワが気になるお年頃です。白髪は母に似てまだ目立ってないけど。
旦那も一緒に見ていたので色々と「お互いに年取ったね~」と話していたところ、いつのまにか話は江戸時代の髷の話に。
ひょっとしたら権力者が頭頂部ハゲてきたから月代を剃った?
いやいや、兜とか被ってたから頭頂部の髪が邪魔だったのが由来じゃない?
兜で蒸れて薄毛が増えたとか?
↑ ちなみにあさイチでやっていましたが、帽子等は直接薄毛には関係ないそうです
気になって調べてみたら、同じような疑問を持つ人がいました!
こういうのって当然諸説あるでしょうし、実際のところ何が原因で派生したのかはわかりません。が、権力者がハゲを気にして月代を剃ったら、部下も忠誠を誓う意味で剃ることになりますよね、きっと。
「亭主の好きな赤烏帽子」ってやつですね。
髷を立てる武士がいたのは低身長を大きく見せるためという説もあるようですし(これは旦那が「烏帽子を安定させるところから始まったんじゃないの?」と否定していた)、偉い人は見た目でも「威厳」を作らなきゃいけないのが難しいところですよね。
この間NHKの「チコちゃんに叱られる」っていう番組では、「コック帽が高いのは、フランス料理の祖である方が背が低いのがコンプレックスで、背を高く見せるために作った」という話もあったなぁ。
しかし、武士の髷って結構かっこいいですよね。
あさイチでも「薄毛に似合う髪型」の提唱をしていました。
コックの山高帽だってかっこいいし。
コンプレックスも上手に使えば素敵になる。
そういう風な発想ができれば、きっとコンプレックスも解消されるのでしょうね。
結局何が言いたいのかわからない文になってしまいましたが、流行りとかルールとかって、意外といろんな感情で出来ているんだな、というお話でした。
余談ですが、平安時代や室町時代は烏帽子を取るのって下着を脱ぐより恥ずかしいことだったという小噺を旦那から聞きました。
賭け双六で負けて身ぐるみはがされても烏帽子だけは被っている絵があるとかなんとか。
モラルとかも、結局時代によって変わっていく、移り気なものなのでしょうね……。