最近、このブログでは名誉棄損などへの言及が増えています。
その件について「小金稼ぎ」「進退窮まって暴れている」などの陰口もあるようですが、 私がこうして記録をつけるのはこれまで大したことがないとされてきた嫌がらせや名誉棄損が重大な人権侵害につながるものであるからだ、という考えによるものです。



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angerForeigner

名誉棄損の書き込みというのは、実は弁護士に依頼すれば比較的簡単に削除ができます。
もちろん内容にもよりますが、明らかな誹謗中傷である場合には削除は簡単で、開示も場合によっては可能だろう、というのが以前依頼して見たときに感じたことです。

ただ、 弁護士に依頼するとなるとどうしてもお金がかかります。
だいたいどこも着手金10万~とか20万~って書いてあると思いますが、開示までやろうと思うとやはり結構かかります。具体的には100万くらい用意しといたほうがいいんじゃないかな、くらい。
私はその上、嫌がらせの影響で数回の引っ越しもしています。だいたい引っ越し1回で諸々合わせて50万前後くらいかかりますから、つまり弁護士費用と引っ越し費用だけでも相当の損害が出ているんですね。

裁判なんか自分でやればいいだろうとか、来るわけないんだから我慢して住んでればいいとか思う人もいると思います。
でも裁判って大変ですよ。法律の条文は難しいし、何回も足を運ばなくちゃいけないし。
それに引っ越しに関してもそうです。確かに来ないかもしれませんが、もし誰かが悪意を持って自宅を訪問して、私に危害を加えたときに貴方、責任は取れますか? 取れませんよね。私がケガをしたり死亡したりした場合の責任を負える立場にない方がそのようなことを言うのはあまりにも無責任です。
私がNBA所属のバスケ選手みたいな、身長2メートルのマッチョだって言うならその意見もわかりますけど、実際にはそんなことはありません。日本人女性の平均から見ても相当劣るほうなので。小学生と殴り合っても腕力で勝てる気がしません。

ほんの1回や2回ならまだいいですよ。
数ヶ月我慢したら納まるって言われたら我慢します。確かに、実際この手の嫌がらせは1年もすれば飽きてどこかにいくものです。

nayami


でも私の場合、まったく飽きてはくれませんし、私が無視していても意味がありません。
それどころか私が無視していることでどんどん行動をエスカレートさせていて、インターネット上に住所を晒したり電話をかけてきたりとやりたい放題です。
それを止めて欲しいとなったときに私は弁護士に頼りましたが、まったく止まりませんでした。
インターネットから離れてみたこともありましたが無意味でした。
これでは結局、いたちごっこです。

私は毎回何十万もかけてリターンのない戦いをしなくてはならないんでしょうか?
相手はどれだけ嫌がらせをしても何の傷も受けず、私だけが傷ついていく戦いです。これっておかしくありませんか?
しかもお金が尽きたらそれで終わりです。
たとえ殺されようと、負傷しようと、お金がなかったら文句を言えない。これはおかしいのではないか、と私は思っています。

どんな人間であっても、不当な行為について対処する権利があるはずです。
一定の域を越えたものに関しては個人であっても、お金持ちでなくても、嫌がらせをやめさせる権利があるはずだと私は考えています。
誰にだって人に知られたくないことはあるはずです。たとえば私は住所や電話番号を他人に知られたくはありませんし、目的もわからない見ず知らずの人間に現実でつけまわされるのは嫌です。
そうされたくないのならネットを止めろ、家から出るなというのはあまりにも横暴です。
一度、そうした性質の悪い人間に目をつけられたら、友人と外出することも許されないんでしょうか?
買い物に出ることも、仕事に出ることも許されないのはおかしくありませんか?

だから私は今回、警察に行くことを決めましたし、色々な形での対策を講じています。
ブログに書いていないこともたくさんあります。
いくつかの方法が失敗したくらいでは諦めません。
インターネットを利用している以上、その痕跡は必ず残ります。相手が明らかな誹謗中傷をしているなら、住所氏名を特定することは可能なんです。 
そのために色々と考え、動いています。それはすべて「今後、同様の被害に遭う人間が自分で対策を取れるようにするため」です。

私について誹謗中傷する人間はよく「浅葉さんは有名人なんだから少しくらいは我慢すべきだ」や「浅葉さんは悪い人間なのだから叩かれても仕方がない」と言います。
でもそれなら、私が「私を叩くような私の目線から見て悪い人間について実名を公表して糾弾しても正しい」ということになってしまいます。
なぜなら私は長らくこの名前で仕事をしており、伏字であっても名前を具体的に示していなくても、私であることが分かる状態で誹謗中傷することを正当化するのであれば、私が同じことをしても正当化されるべきであるからです。
それが正当化されるべきではないというのなら、貴方もそれを正当化してはいけないのだと肝に銘じるべきだと私は思っています。

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「浅葉りなは著名人であって自分とは違う」という考えの人もいるかもしれません。
でも、今誹謗中傷している方の多くは、私のことをプロではないと口にしています。
あの程度の仕事しかできない人間はプロとは呼べない、アマチュアだ、とこうなのです。
もしそれが正しいとするなら、一般人である私を特定できる形で誹謗中傷してOKな以上、同じく一般人である誹謗中傷犯を私が取り上げても問題ないことになってしまいます。

さて、これは正しいことでしょうか?
私はそうは思いません。
他人を誹謗中傷する権利は誰にもありません。
批判だと言えば誹謗中傷していいということでもありません。

だから私は警察に相談して話を進めるし、諦める気もありません。
ひとつやふたつ失敗したくらいではくじけません。
できることはまだまだたくさんあります。
任意の開示請求が失敗したところで、できることがなくなったわけではありません。
私は既に他の方法で書き込み者の特定に動いていますし、おそらくこの方法はいけるだろうという手ごたえもあります。
もしこれがダメでも、私にはまだいくつも「次の手」があり、順次それを実行していくだけです。

もうすでに私は10年近く戦っているのです。
あと2年や3年戦うことがなんだというのでしょう?
それが5年や10年になっても構いません。

そうして戦うことで、私が仕事をしているはずだった時間が奪われることは確かに事実です。
ですが、その損害に関しては特定した相手に請求しようと考えています。
嫌がらせをするということは、相手の人生の一部を奪うということです。私は私の人生を取り戻すために戦います。彼らには私を踏みにじる権利はないはずです。

これは私の人生をかけた戦いでもあります。
だから諦めませんし、時間がかかっても相手に責任を取らせます。

これを脅しと受け取る人は、私に対して不法行為をしているという自覚がある方です。 
私は私に対して何の不法行為も行っていない方に対しては、特に何とも思っていません。
ただ、もし少しでも心当たりがある方がいらっしゃるなら、止めて頂きたいと思います。