新幹線襲撃の男「犯行を邪魔され逆上した」

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東海道新幹線の車内で乗客3人が刃物で切りつけられ死傷した事件で、逮捕された男が「男性に犯行を邪魔されたから逆上してやった」という趣旨の供述をしていることが新たにわかった。

この事件は9日、小島一朗容疑者が東海道新幹線の車内で乗客の女性2人をナタで襲ってケガをさせ、それを止めようとした梅田耕太郎さんに切りつけて、梅田さんが死亡したもの。

捜査関係者への取材で、小島容疑者が梅田さんを切りつけたことについて、「犯行を邪魔されたから逆上してやった」という趣旨の供述をしていることが新たにわかった。

新幹線内の防犯カメラには、梅田さんが、女性に襲いかかった小島容疑者を止めようとして倒れた後、さらに女性を襲おうとした小島容疑者を再び止めようとした際に数十回刺されたようすが映っていたという。

警察は事件の経緯などを詳しく調べている。