JRと国に精神障害者福祉手帳で割引しない理由を電話で聞いてみた

どうも、メンタルヘルスブロガーのほっしーです。

3つの障害として、「身体・知的・精神」があります。

精神障害者手帳はそれぞれに配布され、割引や控除などいろんな制度が受けられるんですよ。

障害者雇用を受けたい場合は必須になるので、必ず持っておいたほうが良いでしょう。

簡単だよ! 精神障害者福祉手帳を取得する流れまとめ

さて、でもですよ?

なぜか精神障害者福祉手帳だけ割引が少なかったりするんです。

とくにJR!全く割引がねぇ!

ということで、電話突撃してみました…!w

結論から言うと、JRも国も責任を押してあってる状況です。

これから先、割引されるかはほとんど期待できないかなぁ…。

 

 




なぜJRと国に問い合わせたのか?

わたしが住んでいるところの大手バス会社の「西鉄」が今年の4月に精神障害者割引をすることになったんですよ!!

ほっしー
え?だったら地元のJR九州は?

って思うのが自然じゃないですか…!ww

JR九州に限った話じゃないですけど、通院で使っている方も多いので、精神障害者にとって大ダメージなんですわ…。

おそらく、ほかの知的・身体の障害者よりも病院に通うスパンが短いです。

わたしの1ヶ月はむしろ長いほうで、短い方だと1週間に1回とかいますよ。

経済的にわりと切実なんです。

なので、JRに問い合わせ。

まずはジャブと言わんばかりにメールで聞いてみました。

 

JRにメールで問い合わせてみた

gmail

星野 良輔 様

いつもJR西日本をご利用いただきまして、ありがとうございます。
お客様からいただきました貴重なご意見に対し、回答させていただきます。

身体障がい者および知的障がい者のお客様に対する割引は、
JRの前身である国鉄が国の施策に基づいて行っていたものを引き継いでおります。

精神障がい者のお客様に対する割引をはじめとした公共割引の新たな導入や拡大は、
国の福祉施策の一環として行われるべきものと考えており、
弊社としては実施する予定はございません。
何卒、ご理解賜りますようお願いいたします。

今後ともJR西日本をご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

ほっしー

うんうん、テンプレ回答ですね。

 

国の考えはどうなのか? 役所に問い合わせてみたよ

つづいて、市役所の障害者相談コーナーに電話してみました。

直接関わっているわけではないから正確なことは言えないと言いながらもいろいろ話してくれてありがとうございます。

 

実際に割引を行うのは民間企業のほう

行政は働きかけはしてくれるそうですが、実際に割引の費用を負担するのは事業所。

国は文句言うけど金はださん! JRよ割引をしなさい!

ってことですねw

 

精神障害者福祉手帳はできたのが遅くいろいろあったらしい

偏見の多い病気ですから、自分が「精神障害者」だと明記するように、手帳に写真を貼るのが嫌だという時代もあったそうです。

とくに昔は、「キチガイ」なんて言われてたぐらいですからねぇ。

で、手帳に顔写真がないとなると本人確認ができないし、誰が誰かわからん。

更新の手続きも適当になっていたらしく、いつ切れるかもわからないものだったらそりゃ有効性がない感じがしますよね。

障害者手帳(精神)

いまの精神障害者福祉手帳はそのへんもしっかりしてますが、こういった背景があるために、他の障害者のように重要視されていないのかもしれません。

ここからは個人的な推測になりますけど、やっぱり精神障害ってあんまり「障害」って思われてないよなぁという印象。

わたしのように双極性障害だと、ほとんど精神疾患に見えないって言われますからねぇ…。

双極性障害を公言してから会った人にも「ほんとに病気なの?」って毎回聞かれますから(笑)

双極性障害とはどんな病気?当事者の私がすべてお答えします。

 

再度、JRに確認してみた

今度は電話攻撃や

さて、あえてまたJRに問い合わせてみました。

今度は電話です。

ほっしー

国はこう言ってました! 西鉄バスが4月から割引するらしいっすけど。どっすか!

てな感じで。

折り返しお電話いたしますと言って15分ほど待たされました。

出てきたのはやはり、テンプレ回答w

先ほどのJRから送られてきたメールと全く同じ内容です。

問い合わせに対応してくれた女性が、文書をそのまま読んでるのが丸わかりでしたねぇ。

なんとなく予想はしてましたが、完全にやっかいもの扱いで笑いましたw

ちなみにバス会社に関しては、「それはそれ、これはこれ」といった感じであしらわれました。

まぁ、別の会社ですからここはしゃーないでしょうw

 

さいごに:これはたらい回しにされる流れですねぇ

要するに、

JRが払うべき!!
JR
国が払うべき!!

てな感じで責任の押し付け合いをしてますねぇ。

これ以上お互いに聞き回っても、無駄だろうなぁと思って今回は断念。

家族会やら何やらの組織で働きかけをしていかないと個人ではどうにも厳しそうです。

電話とメール攻撃をしてみた素直な感想は、「JRの意思は固い」ですね。

JR
国鉄時代に国の政策としてやりましたから!!国がやるべきだよね!?

という、武器を持っているのでなかなか手ごわいっす。

なんとなく筋が通ってるような気はしますが、消費者からしてみたらしらねーよって感じですよね(笑)

JRに割引が期待できないとなると、別の制度を使うしかありません。

意外と知られていないので、自立支援医療は必ず申請しておきましょう。

精神疾患者は要注意!自立支援医療を申請しないと1ヶ月で2510円損するよ!

かなり煩雑な手続きに疲れ果てるかもしれませんが、障害年金という手もあるので合わせて紹介しておきます。

双極性障害の人は障害年金を受給しよう!【障害年金の基礎知識】

社労士と障害年金を取るまでの流れをまとめてみたよ

 

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