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ネジの頭が潰れた(なめた)時の対処。ネジを回す簡易手順と専門的な手法

ネジを緩めようとした時に、ネジの頭が潰れてしまう場合があると思います。

『あっ..』てなりますよね。(;´・ω・)

今回、ネジの頭が潰れたネジを除去する作業をしていたので備忘録として残しておきます。

いろいろな方法で、なめてしまったネジを回す方法はありますが、締め付け具合に依存しますね。

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ネジの種類を確認しましょう

ネジには種類がいろいろありますが、皿ネジが一番厄介です。

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皿ネジではなく、ネジの頭を掴むことが出来れば『ネジザウルス!』 が結論としてお勧めです。

工具を購入しなければならないため、出費が必要になりますが、DIY好きな方であれば重宝します。

普通のペンチでは、中々、上手く回すことができませんが、ネジザウルスは一撃です!

 

ドキュメンタリ番組を見て直ぐに購入。
これ本物です。滑らないペンチ

 

しかし、ネジの頭が隠れた皿ネジは無理ですね。

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ネジを回す簡易手順

ネジの頭が潰れたネジを回す、一番ポピュラな技として潰れたネジの頭に『大きめの輪ゴム』をあて、摩擦で回していく方法。よく見かける手法です。

お金もかからないので、緩めることが出来ればラッキーです。

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但し、ネジを緩める時に、ネジが潰れてしまうケースでは、締め付け具合にネジの頭が負けてしまっているため、ゴムの摩擦レベルで緩めていくのは至難の業だと思います。

個人的には成功した試しがないです...。

同様に摩擦を使う方法として、『専用のボンド』を使用する方法。

500円~600円ぐらいで購入できます。但し、これも同様に、締め付け具合と摩擦力との戦いですね。

 

ネジを回す専門的な手法

今回、作業を実施したネジの頭が潰れてしまって箇所です。

ビッグスクーターのブレーキオイルを追加しようとしたところ、シリンダーのネジが、錆び付いていたため皿ネジの頭を潰してしまいました。

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解決方法として、貫通型ドライバーがあります。

このドライバー(ベッセル)の凄いところは矢印の部分を叩くだけで、ドライバーの刃先が 12° 逆回転する特徴があります。

ハンマーで叩くため衝撃加速度も加わり、ネジの頭が潰れたネジでも簡単に回すことができます。 

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今回は、電子部品が詰まったバイクであることから衝撃を加える貫通型ドライバーを使用せずに、最終手段となる専門的な手法を用いています。

電動ドリルを使用して、潰れたネジにネジ部分を作る方法です。テーパー式になっているため食いつけばすんなりと取れます。

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電動ドリルも必要になるため、工具としての投資は必要になりますが…。

ネジの頭を潰してしまった場合でも、慌てることなく作業が出来ます。ドリル(逆回転)でネジをきりテーパーの部分に交換(逆回転)すれば、意外に簡単にネジを外すことができますよ。

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まとめ

皿ネジでなければ、『ネジザウルス』がお勧め。

皿ネジの場合は、ゴムや専用接着剤で取れなければ、貫通型ドライバー、もしくは、ネジを切り直していく。流れ的にはこういう感じです。

いろいろなやり方はありますが、工具さえあれば、さほど難しくないです。作業の備忘録として残しておきます。

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