夜間警備ホラー『FNaF』シリーズ新作『Ultimate Custom Night』6月30日発売へ。侵入者の数・種類を自分で決めるカスタム恐怖体験

『Five Nights at Freddy’s』シリーズの開発者Scott Cawthon氏は6月9日、『Ultimate Custom Night』のSteamストアページをオープンし、6月30日の発売を予定していることを明らかにした。同作は2018年2月に発表されたシリーズ新作であり、Dawko氏、Razzbowski氏、8-bit Ryan氏といった動画配信者を招いたトレイラーも公開されている。

スポンサーリンク

本作は『Freddy Fazbear’s Pizzeria Simulator』の追加コンテンツとして開発が開始されたのちスタンドアロン・プロジェクトに切り替わったもの。『Five Nights at Freddy’s: Sister Location』に含まれている「Custom Night」モードの進化版だ。通常のシリーズ作品と同様、プレイヤーはオフィスの一室で怯えながら、襲いくるアニマトロニクスたちを遠ざけねばならない。オフィスへと続くドアやダクトなど計6つの侵入口を突破されないよう、オフィス内のツールを駆使するのだ。タイトルに「Custom」という単語が含まれているように、出現するアニマトロニクスの種類や難易度を、プレイヤーが自由にカスタマイズして遊ぶことができる。

アニマトロニクスはシリーズ7作品に登場した計50種類のものから選べ、難易度は各個体のAIレベルとして20段階スケールで調整できる。暖房、空調設備、発電機、オルゴールなど、敵の気をそらすためのツールも複数用意されている。ダクトにレーザートラップを仕掛けたり、賞品カウンターで便利アイテムを購入することも可能である。ゲームの目的はハイスコアを獲得すること。スコアはアニマトロニクスのAIレベルごとに10点加算される。例えばAIレベル10のアニマトロニクスを3体投入すればクリアスコアは300点になる。攻略しやすい個体・難易度の組み合わせを探りながら遊ぶのだ。なおプレイヤーが選択できる50体とは別途、ランダムで出現する51体目のアニマトロニクス「Dee Dee」の存在が発表されている。外部から新しい仲間を呼んでくるという、なかなかの癖者となりそうだ。

最高スコアは全50体のAIレベルを20にした通称「50/20」でのクリアである

Scott Cawthon氏は2017年12月にスピンオフ作品『Freddy Fazbear’s Pizzeria Simulator』を公開している(関連記事)。ピザ屋経営シミュレーションとして始まるものの、『FNAF』らしい驚きが待っている無料タイトルだ。見逃していた方は、こちらもチェックしてみてほしい。

  • お城が擬人化!?美少女お城軍団で戦え!!

    PR DMMGAMES

  • 『Five Nights at Freddy's』、次回作は警備ホラーシミュレーションではなく“パーティー型RPG”に。今度は警備員を襲う側?

    Shuji Ishimoto

  • お城が擬人化!?美少女お城軍団で戦え!!

    PR DMMGAMES

  • 『Titanfall』続編は今年冬発売か、玩具メーカーによる新作フィギュアのプレスリリースから可能性が浮上

    Ritsuko Kawai

  • 人気ホラーゲームの最新作『FNaF World』がSteamにて販売停止に、開発者Scott Cawthonが「発売早すぎた」とあらためて開発へ

    Shuji Ishimoto

  • リアルな高校野球ゲーム。

    PR 俺の甲子園

  • 『Five Nights at Freddy's』の悪質な偽アプリ、開発者がAppleに情報開示を要求

    Shuji Ishimoto

  • 『Five Nights at Freddy's 4』の発売は8月8日に、無料コンテンツも10月に配信。大ヒットのインディーホラー新作

    Shuji Ishimoto

Recommended by

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog