http://prehyou2015.hatenablog.com/entry/ohimesama
男性がどんな格好をしたっていい。「お姫様になったっていい」と言ったっていい。
何故か?
ヒーローは、誰だってなれる。でも、お姫様は誰もがなれるわけではない。それが理由だ。
自分も含めて誰も救わないようなヒーローは、ヒーローとして存在することはできない。
同じように、誰からも無視されたお姫様というのは存在することができない。
誰かがお姫様として扱うことによって、はじめてお姫様は存在できる。
例え世界のすべてから敵視されゴミのように扱われたとしても、ヒーローはヒーローになることができる。
それこそ、子どもに有害な不快な存在として「ゾーニング」されたって何の関係もない。
救った相手に足蹴にされたって、結果的に誰も救うことができなかったとしたって、誰からも称賛されなくたって、
ヒーローにはなれる。救おうと行動しさえすれば、その時きみはヒーローだからだ。
他者からの称賛の度合いなどで男女差別が発生することはあるが、とにもかくにも、ヒーローにはなれる。
一方で、お姫様はどうだろう?
お姫様という概念は、自らの行動そのものには意味がなく、他者から与えられる結果(例えば、外敵から守られるなど)にしか意味がない。
どんなに努力したところで、自分をお姫様として扱う相手が出てこない限り無意味である。
その概念をいくら抽象化したところで、おおもとの意味はそんなに変えようがない。
誰からもお姫様として扱われず、自分だけがお姫様だと主張する状況は、ただ悲惨であるという他ない。
だから、「ヒーローになれる」であれば誰に対しても言っていい。
行動したその瞬間から、本当の意味で誰だってヒーローになれるからだ。
でも「お姫様になれる」は?
それには、お姫様として周囲に扱ってもらえるための素養が必要だ。
それは金銭であったり、美貌であったりするだろうが、いずれにせよ生まれつきの要素が大きいし、
自分自身の心を大切にするという考え方からもかけ離れたものが要求される。
そして、男であることは、ただ男であるだけでお姫様になるための素養に著しく欠けている。
もちろん、それでもお姫様になれるかもしれない。実際になれる人も居るだろう。
でも、多くの人はそうはいかないだろう。
お姫様になろうとしてなれなかった女性だって、いくらでもいるのだ。
だから、まるで他人事のように「男の子だってお姫様になれる」というのは、
勇気づけているのではなく、
単に無責任であるか、子どもの頃だけに許されたかわいらしさとしてバカにしているかのどちらかだ。
「お姫様になったっていい」であれば、別にいいのだ。なれる状況があり、なりたいという意思があるのなら、なればいい。
実際、この話数ではプリキュアたちが助けてあげているのだから。
でも、「お姫様になれる」なんてのは、ただの卑怯者か、くだらない扇動者のどちらかだ。
クソクラエ!
「私にとってあなたこそがお姫様なのだ」という言葉と、そこに込められる覚悟だけだ。
「お姫様になった、なら使ってもいいッ!」まて読んだ
リアルヒーローってキリストとジャンヌダルクだろ 偉大なことをなしても待っているのは悲惨な最期 うまくやり遂げた人は仏陀とムハンマドか
というかお姫様って言葉の意味考えるとお姫様っぽい格好は男の子でもいくらでも出来るししてもいいと思うけど、お姫様自体には男だしなれないよね いやトランスジェンダーでガワは...
それ言い出したら女の子でも後から姫になれるのかという話が でも、自分が産まれた後に父親が王になれはなれるのか……?