こんにちは!たけそうです!
現在私はWebマーケティング会社でディレクター職についています。
年齢は41歳で月収はだいたい40万円ほどいただいています。年収換算ですと480万円ほどになりますが、収入は上がれど昔と生活レベルが変わらないという方は多いのではないでしょうか?
収入を公に明かすなど普通はおかしな話かもしれませんが、今回「賢いお金の使い方」についての内容を数字を踏まえて書きたかったため、記載致しました。
私はある自分で決めたお金のルールを元に日々生活をしています。
新卒時代と比べ、収入は倍近くになっていますが、そのルールのお陰で納得のいくお金の使い方ができています。
固定費を書き出してみよう
固定費とは
固定費とは、自分が一ヶ月間生活をしていく中で、必ずかかってくる金額のことを指します。「毎月固定でかかる費用」ですね。
この固定費が分からずに生活をしていると、「あれもうお金ない。いつの間に使ったのだろう」という状態になります。
誰しもが経験ありますよね。
固定費の項目
先ずはどんな項目があるのかを日々の生活を振り返りながら書き出してみましょう。
▼多くの方が共通して出てくる項目
「携帯代」
「食費(これは一人の時にかかる費用とします)」
▼一人暮らしの方など
「家賃」
「光熱費・水道費」
▼職場が最寄り駅にない方は
「交通費」
▼住宅ローンやクレジットカードを利用されている方
「返済」
などが挙げられます。
女性ですと「美容・エステ」「化粧品」なども固定費に入れるのも良いでしょう。
お金を性質ごとに分類することで、節約しやすくなります。
生活費とそれ以外に分けて本当に必要な出費7日を再検討するのが賢明です。
実際に金額を書いてみましょう
思い付く固定費の項目を書き出せましたか?
ここは少し時間をかけて思い付くだけ書いてくださいね。
書き出せた方は次に、実際に金額を記入していきましょう。
例えば、
「家賃66000円(6.6万円という表記でも良い)」
「光熱費・水道費15000円」
「携帯代8000円」
このように書き出してください。各項目を書き出せたら合計金額も出しましょう。
皆様は毎月の固定費はいくらでしたか?
節約できるところを探す
ここまでで金額まで書き出せましたね。それでは、その固定費を見て節約できる項目があるか探してみましょう。
例えば「食費20000円」をいつも外食でこの金額だから2日に1度は自炊をすることにして、「食費15000円」にしてみよう。といったようにある種の目標ですよね!
これが達成できると中々嬉しいしやる気が更に出てくるんです!来月は10000円にしてみよう!などと楽しくなってきます。
この例えのように、節約できそうな項目を探し書き直してみてください。
変動費(流動費)を書いてみよう!
変動費(流動費)とは
ここまで書き出せた方は、もう準備万端です。あとは変動費と呼ばれるものを書き出す段階に入ります。
変動費とは、月によって使う金額が変動する、「確定はしていない費用、変動する費用」のことを指します。
変動費の項目
さて、変動費の項目を書いていきましょう。
変動費には「交際費(友人との食事など)」「生活雑貨」「趣味嗜好品」などが挙げられます。
毎月出費はあるが、その月によって変動のある項目を思い出しながら書き出しましょう。
その月によって金額を設定しましょう
変動費について、その月の予定を参考にしつつ金額の設定をしましょう。
例えば「交際費20000円」と設定したとします。
設定の仕方として、飲み会が月に4回予定としてあるため、一回5000円目安で20000円の設定をしました。
このように、趣味で漫画を集めている方なども今月に発売されるものを参考に設定をしてみてください。
固定費と同じように節約できるところを前の文を参考にしつつやってみましょう。
固定費と変動費の比率
この記事に黒字家計と赤字家計の内訳が載っていたのですが、
・貯蓄ができるような黒字家計の平均は固定費45%、流動費35%
・赤字家計の平均を見ると、固定費65%、流動費45%
家計を黒字でかつ貯蓄を作れるような状態に運営するには、固定費は45%、流動費は35%を超えないようにコントロールすることが必要とのこと。
赤字家計の平均を見ると、固定費と流動費の合計支出が100%を超えるため、不足する金額をボーナスなどで補填しなければならず、毎月マイナスになって貯金どころではありません。
貯金しやすい家計体質にするカラクリ
ちなみに投資をして利益が出たり、出世等によって収入があれば、家計の支出額は一切増やさずに全額貯金に回すと貯蓄スピードが一気に高まります。
以下を見てください。
企業の業績を伝える報道で売り上げが10%増加で利益は2倍に、といった記事を見たことはないだろうか。売上がちょっと増えただけで利益が2倍というのは一見するとおかしく見えるが、変動費と固定費の仕組みを理解していれば簡単にその意味も分かるだろう。
固定費の割合が多い企業はわずかな売上増加が利益の急増につながる。家計の構造はそういった企業と酷似している。
とりあえず、現状の支出額をすべて把握し、削れるところは削って、極力支出を増やさない、ということを徹底しましょう。
残ったお金を%で振り分ける
さて、ここまでで自分の月の支出がある程度分かったはずです。ここからがとても大事になります。
タイトルの「賢いお金の使い方」にも繋がります。
これも変動費を元に書いていきます。手前の変動費は、予定を元にかかる金額を予め出しました。
収入-支出で出た残りのお金を更に%で割り振ります。ここの項目には新たに
「貯金」
「プール(突然の出費の為の予備)」
この二つを追加します。項目は3~5つあると良いでしょう。
例えば
「趣味(本)10%」
「貯金30%」
「プール20%」
「交際費40%」
のように合計を100%にします。割り振る残りのお金を%に応じて分散し、気付いたらお金が無くなったという状況が起きにくい状態を作り出します。
最後に
ここまでの内容はマネーマネジメントと言われます。自分の出費をコントロールし、収入が上がっても同じようにやり続けることで生活水準をより良くし続ける事ができます。
後は、その設定通りに生活できているかを「家計簿」を常につけるようにし、振り替える事も大事になります。
何事も継続が大事になります。この「賢いお金の使い方」是非試しにやってみて下さい!