セブンイレブンのコーヒーが大好きでよく買う。
もはや中毒レベルで、日に2,3杯買うこともある。「5杯買ったら1杯プレゼント」のセールを2日間で達成するくらいにはハマっている。
今日も今日とてセブンイレブンのコーヒーを買ったのだが、間違いを犯してしまった。
レギュラーサイズ(R)を買ったのに、ラージサイズ(L)のボタンを押してしまったのだ。
普段ラージを買うことが多いので、ついつい無意識に押してしまった。
つまりは、小さいカップに多い分量のコーヒーが注がれてしまう、ということ。焦ってももう遅くて、機械の扉はロックされているし、中止ボタンも見当たらない。すごい勢いで注がれていくコーヒー。
「終わった・・・」と呟きながら、ただ見守るしかない私。
カップから溢れたコーヒーを拭かなければならないのか・・・。
そう思いながらカップを見ていると、コーヒーの注ぎがまさかのタイミングで止まった。そう、ギリギリで溢れない分量なのだ。それはもう、ピッタリと。
お分かりいただけるだろうか。表面張力にはギリギリ達しないくらいの、絶妙な分量。これはすごい。頭の中で「うおおおおお!」と歓声を上げてしまった。
つまりこれ、おそらくだけど、「間違ってレギュラーのカップにラージを注いでしまった場合」が想定されているんですよね。偶然の可能性もなくはないけれど、ここまでドンピシャな分量だと意図的なものじゃないかな。
最初から客のそういうミスを見越して、レギュラーとラージの分量を設定している、と。もし間違えてしまっても、客の手は汚れない。さすがのセブンイレブンですよ。2万店舗オーバーはだてじゃない。
偶然とはいえ、小さいこととはいえ、こういう細かなアイデアや先回りの手はずに気づいた時って、すごく嬉しくなりますよね。
ありがとう、セブンイレブン。これからも通い続けます。
ちなみに、ちゃんとお店の人に報告して差額を払いました。お手数をおかけしてしまい、申し訳なかったです。
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