宮崎市の居酒屋で24人が食中毒
宮崎市の繁華街ニシタチの居酒屋で食事をした24人が、下痢などの症状を訴え、複数の患者から細菌のカンピロバクターが検出されたことから、保健所は、店の食事が原因の食中毒と断定し、8日から3日間この店を営業停止の処分としました。
営業停止の処分を受けたのは、宮崎市中央通の居酒屋「串焼きしょうご屋」です。
宮崎市保健所によりますと、今月1日男性客30人がこの店で鶏肉の刺身などの食事をしたあと、このうちの24人が下痢や発熱を訴えました。
全員症状は軽く、快方に向かっているということです。
保健所が検査をしたところ、複数の患者から食中毒を引き起こす細菌のカンピロバクターが検出され、保健所はこの店の食事が原因の食中毒と断定し、店を8日から3日間営業停止の処分としました。
カンピロバクターは熱や乾燥に弱いことから、保健所は、鶏肉などを食べる際には十分に加熱するとともに、調理器具の消毒も行うよう注意を呼びかけています。