Amazon Echo と Fire TVがフュージョン? その名も「Fire TV Cube」オンデマンドの革命!? 気になるトピックをお届け!!
- 2018.06.09
- 生活の中のAI
- Amazon, Amazon Alexa, Amazon Echo, Fire TV, Fire TV Cube, Fire TV Stick
人類はパンドラの箱を開ける
魔法の杖と石版に続く新たな「箱」
USBメモリーのような小さな板棒だけで、自宅のTVがたちまちインターネットオンデマンド機器に。
Amazonで販売中の夢のような魔法の杖「Fire TV Stick」
Fire TV Stick
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Fire TV stickよりパワフルに。
インターネットオンデマンドで4K映像を楽しみたい人への魔法の石版「Fire TV」
Fire TV - 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属
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これらの機器を当ブログがこれまで扱ってこなかったのは、単純に、
「人工知能・AIと関係がないから」
であった。
だが、遂にFire TVに人工知能が搭載されてアップグレードされる。
その名も「Fire TV Cube」
これはもう、パンドラの箱だ。
アメリカで先行発売 Fire TV Cube
2018年6月7日、アメリカのAmazon.comは「Fire TV Cobe」の発表を行った。
発売日は6月21日、価格は119.99ドル(約¥13,000−)である。
前述したように、Fire TV Cubeには同社のスマートスピーカー「Amazon Echo」の音声アシスタントAIである「Alexa」が搭載されている。
Fire TV Cubeは、インターネットオンデマンド機器であるFire TVと、スマートスピーカーであるAmazon Echoがフュージョンしたものだ。
Fire TVとしての凄さ
Fire TV CubeはFire TVとAmazon Echoの融合体である。
改めて、インターネットオンデマンドとしてのFire TVの凄さについて語っていこう。
その1・取り付けが簡単すぎる
Amazonの「Fire TV」および「Fire TV Stick」は、Wi-Fi環境のある場所で、HDMI端子のついたTVさえあれば、挿すだけでOKな簡単デバイスだ。
充実のコンテンツ
新作から旧作まで、Amazonが抱える50,000タイトル以上の映画やドラマを視聴できる。
「視聴の権利を買う」という方式で、1日(24時間)だけ権利を買い取るレンタル方式と、半永続的に権利を買い取れる方式の2種類。
もっぱら自分はレンタル方式で映画を観ている。
理由としては、観たいコンテンツが多すぎて、同じ作品を2回以上観るということはあまりないからだ。
DVDやBlu-rayで購入すれば、半永久的にその作品を観ることはできるが、いかんせん場所をとる。
引っ越しなどのときに、それら「物理的」なソフトを移動させることを考えると、観たい時にレンタルの方が断然お得だと考えている。
強豪動画配信サービスを網羅
Fire TVで視聴できるのは、Amazonビデオだけではない。
国内のさまざまなコンテンツユーザー・・・スポーツファン、アニメファン、バラエティファンなどを満足させる、動画配信サービスを網羅。
Netflix、Hulu、AbemaTV、DAZN、ニコニコ動画、dアニメストア…etcなどなど、まさに強豪揃い。
「あれ・・・? YouTubeなくね?」
という人もいるかもしれないが、そうなのだ。
大人の事情でAmazonはYouTubeを傘下に引きこむことが出来なかったが、それでも安心。
Fire TVには、インターネットブラウザである「Fire Fox」が完備されている。
Fire Foxを起ちあげ、そこからYouTubeにアクセスすることでYouTubeの視聴も可能。
なんとも至れり尽くせりなのだ。
月額¥400− 年間なら¥3,900−
ここまで詰まってるFire TV、最後に会費について。
なんと破格な月額¥400−。年間契約なら¥3,900−である。
クレジット決済が基本であるが、DoCoMoとauの携帯端末ユーザーであれば、携帯決済も可能だ。
ちなみに、会員になると「プライム会員」というランクになるが、それによる特典は以下の通り。
・Amazonでの通販対象商品の送料が無料に(沖縄および一部離島を除く)
・Amazon通販でのお急ぎ便料金が無料化
・Amazon Kindleの電子書籍が読み放題
・Amazon Prime Musicにある100万曲以上の楽曲が聴き放題
と、まるでNHK受信料を毎月¥2,520−払っているのがアホらしくなるくらいの特典ぶり。
たった月額¥400−で、ここまでの見返りがあるサービスも珍しい。
これに匹敵するサービスといえば、大型量販店「Costco」に年会費¥4,725−を払って、ドリンク飲み放題がついてくる¥180−のホットドッグを、しこたま飲み食いすることくらいしか思い浮かばない。
恐るべし、Amazon・・・
Fire TV Cubeの日本発売は・・・?
個人的にFire TV Cubeの発売を熱望
AlexaとFire TVが融合されることで、今後はリモコンだけでなく、音声での番組検索が捗ることだろう。
実際、私もFire TVで番組検索をする際は、全て音声入力で済ませている。
Fire TV付属リモコンの音声認識機能はとても優秀で、ひとりの部屋でボソボソと呟いてもキチンと認識してくれる。体感での誤認識は3%以下くらいだ。
Fire TV Cubeが発売された暁には、今度はリモコンを握る動作も省ける。Cubeに向かって命令をすれば良いだけだ。リモコンを探すことも必要なくなる。
日本発売は夏頃・・・?
そんなFire TV Cubeだが、日本発売のアナウンスはまだ出ていない。
しかし、Amazon Echoの日本での普及率や、Fire TVの普及率を考えれば、日本での発売も時間の問題だ。
あとは技術基準適合証明の審査を通過すれば良いだけで、可能性としては7月下旬から8月中旬までの繁忙期に発売が行われると予想している。
Amazon Echo、もしくはFire TVを所有しているユーザーにとっては買いどころの難しいデバイスとなることは確かだ。
そこで提案。
Amazon Echoを所有しているユーザーは2個めのスマートスピーカーとして、Fire TV Cubeを購入すればよい。
スマートスピーカーは、できれば各部屋にあっても良いくらいのデバイスだ。
リビングに必要のなくなった既存のAmazon Echoは、自室にでも置けば良い。
次にFire TVもしくはFire TV Stickを所有するユーザー。
もし、家に2台めのTVがあれば、Fire TV Cube購入後、2台めのTVにぶっ挿してしまうのが得策であるが、1台しかTVがない場合、完全に余ってしまう。
そんな時は、古いFire TVもしくはFire TV Stickを友人や知人にプレゼントしてしまおう。
見返りなど気にしない。ひとりでも多くのFire TVユーザーが増えることは、巡り巡って自分の得になる。
私は20代の頃に、PlayStation2の薄型を購入したために、旧式のPlayStation2を知人にプレゼントしたことがある。
それからしばらくして、その友人がなにを思ったのかマツダ・プロシードマービーを中古で私にプレゼントしてくれた。それもウーハーとカロッツェリア付きで。
彼曰く「ゲームがたのしくなっちゃって、クルマの趣味を捨てることにした。あと車検代と維持費がたけぇ」からとのこと。
人生、なにが起こるかわからない。