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【芸能・社会】

舘ひろし、終わらない秘訣は「女好き」 映画「終わった人」初日舞台あいさつ

2018年6月10日 紙面から

映画「終わった人」公開初日舞台あいさつで黒木瞳(左)と広末涼子(右)から花束を受け取り笑顔を見せる舘ひろし=東京・銀座の丸の内TOEIで(中西祥子撮影)

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 俳優舘ひろし(68)が9日、東京都内で、女優黒木瞳(57)とのW主演映画「終わった人」(中田秀夫監督)の初日舞台あいさつに登壇。定年退職後のだらしない“終わった”男を演じた舘だが、実際はダンディーなイメージを保ったまま。スタイリッシュな秘訣(ひけつ)を聞かれると「女好き」と語り、場内を沸かせた。

 今作は作家・内館牧子さん原作の同名小説を映画化。舘は一流企業のエリートだったが、出世争いに敗れ定年を迎える終わった男・壮介を演じ、黒木は妻・千草役。舞台あいさつには、壮介が思いを寄せるカルチャースクールの受付嬢・久里を演じた広末涼子(37)も登場した。

 広末は「どう考えても一生現役のお二人」と年齢を重ねても輝きを増す舘と黒木の“夫婦”を絶賛。終わらないための努力を聞かれた舘は「日々何をしているかというと…女好き」と話し、観客から笑いとともに大きな拍手を受けた。さらに「いつも女の人を見ている。犬も猫もメスしか見ない。そうすると終わらないんじゃないか」とジョークで沸かせた。

 最後に黒木と広末から花束が舘にプレゼントされた。黒木からは「いつまでも現役で、いつまでもすてきでいてください」、広末からは「『終わった人』が終わっても、一生終わらない人でいてください」と声をかけられ、舘も大テレ。「定年は人生の通過点。定年から新しいことが始まることがある。だから定年といってもしょげないで」と世の中の男性にエールを送っていた。

 

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