何らかの宗教の信者に「神はいない」とか「聖書に書いてあるのは本当じゃない」とか言っても意味ないと思うんですよ。
よっぽどの狂信者でもない限り、聖典の隅から隅までを史実だと思ってるわけないじゃないですか。 神がいないなんて知ってますよ。
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神がいないことを知ってるのに信仰が成り立つのかって思うかもしれません。
でもね、ちょっと考えてくださいよ。
あずにゃんペロペロしてるオタクに「あずにゃんは実在しない!」って言っても何か意味あります?
朝ドラの楡野鈴愛ちゃんが頑張り屋だなと思ってる人に「あれは永野芽郁です」って言って意味あります?
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そりゃ実在はしませんよ。 でも実在しないキャラのファンになることだってあるじゃないですか。
フィクションに感動することもあるじゃないですか。
フィクションがときには誰かの生き様に影響を与えることもあるじゃないですか。
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宗教の信者ってのもそれと同じですよ。 何かの神のファンなわけですよ。 (ファンってのも元々は崇拝者って意味だし。)
グッズを買ってみたり、イベントに集まってみたり、聖地に行ってみたり。
推し神を布教したい気持ちになることだってあるし、それがいき過ぎた迷惑な人も中にはいます。
迷惑をかけるのが駄目なのは当然ですけどね、宗教がそれほど得体のしれない存在ってわけではないです。 あれは要するに神オタクです。