バズ部さんの有名な記事に「たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術」というものがあります。
私は印刷してマーカーを引きながら何度も読んで実際に記事を書いていました。
この記事の公開日は2013年3月11日ですので、既に5年以上が経過しています。
しかし、5年以上経った今読んでもそれほど違和感なく読めると思います。
バズ部さんの記事はたくさん残っていますが、その中からおすすめ記事をまとめた次の記事をご紹介します。
バズ部さんは別にGoogle AdSenseで収益化を狙っているわけではないと思います。
それでも、アドセンスで細く長く稼ぎたければ、バズ部さんのこの記事のように1度書いたら繰り返し読まれる記事を増やしましょう。
「日記」の賞味期限は短い。
アドセンスで稼ぎたい場合に、どうしても日記は不利です。
1つ目の理由は検索されにくい点です。
この点については次の記事で説明しています。
今回の本題である2つ目の理由は賞味期限が短い点です。
日記は基本的に「その日に起こったこと」を書きます。
数日間くらいは読まれるかもしれませんが、時系列で並ぶブログ形式では記事を書けば書くほどどんどん埋もれていきます。
では後日、その記事がGoogleで検索されるかといえば、記事が検索されにくいのでなかなか難しいですよね。
だからブログで日記を書いていてもなかなか検索流入によるアクセスが増えないと皆さん悩むのです。
twitterでつぶやき続ければその時点ではアクセスはあるかもしれませんが、つぶやくのを止めるとアクセスも減ってしまいます。
これでは自転車操業です。
アドセンスで細く長く稼ぎ続けるには向いていないのです。
だからブログに日記を書いてはいけないなんて一言も言ってませんからね。ここはお間違えの無いように。
「繰り返し検索される記事」を書こう!
アドセンスで稼ぎたいのであれば、具体的な行動目標は1度書いたら繰り返し検索される記事を増やすことです。
例えば、子どもの歯ブラシについて記事を書くとしましょう。
「子ども 歯ブラシ おすすめ」で上位の記事を見てみると、
- 【歯科衛生士が教える!】子供用歯ブラシのおすすめ人気ランキング12選
- 子供用の歯ブラシで健康な歯を目指そう!人気のおすすめ11選
- 1才〜12才まで!子供向け歯ブラシおすすめランキング
といった記事が出てきます。
最近、こういうタイトルの記事多いよね~、と思うかもしれませんが、今のところはそれがGoogleが出してくれる質問に対する答えです。
そして、記事タイトルだけでピンとくると思いますが、これらの記事は1度書いたら繰り返し読まれる記事です。
もっと言えば、1度書いたら繰り返し検索される記事なのです。
もちろん、ライバルが多ければ1度書いて放置というわけにはいきませんが、一定期間経ったら賞味期限がくるというものでもありません。
「不」を解決する記事は強い。
そうはいっても「1度書いたら繰り返し検索される(読まれる)記事」なんて思いつかないと思うかもしれませんが、困ったら「不」を解決する記事を書きましょう。
「不便だ」
「不満だ」
「不安だ」
「不快だ」
「不足だ」
というのはただの日記です(むしろ愚痴かもしれません)。
「不便だからこれで解決」
「不満だからこれで解決」
「不安だからこれで解決」
「不快だからこれで解決」
「不足だからこれで解決」
というのが「不」を解決する記事です。
先ほどの子どもの歯ブラシのおすすめ記事も、
「子どもの歯ブラシはどれを選んだらいいかわからなーい!」
という不満に対して、
「これがおすすめです!」
と代わりに選んであげることで解決しています。
そして、その不満は子どものいる親にとっては共通の悩みなのです。
10年後もこの不満は解消されていないことでしょう。
だから、繰り返し検索される(読まれる)記事になるのです。
最後に
別の言い方をすれば、繰り返し誰かの役に立つ記事になります。
そういう記事を増やせば、繰り返しいろんな人に読まれて自動販売機のように収益化されます。
トレンドアフィリエイトのようにその瞬間の流行りをとらえれば確かにアクセスが爆発的に増えますが、ブームが去れば記事の賞味期限が切れます。
私は仕事・家事・育児とブログを両立する上で、いかに「賞味期限の長い記事」を書くかを追求してきました。
だから今があります。
もっと詳しい記事の書き方を知りたい方は次の記事もあわせてお読みください。
お嬢様はアドセンサー
illustration by こはるさん