文者の庵

-MONJA NO IORI-

夏の幻

スポンサーリンク

結局の所、わからない事だらけだ。いつも僕は自分に条件を課す。この条件を満たされなければ幸福になれないと思い込む。幸せのハードルは常に高い。

 

 

日本人はとても不満が多い民族だと聞く。幸福度は先進国の中でも低めの国だという。このような国で生き抜くには、抜きん出るか、自分の幸福の域値をコントロールするしか無い。

 

 

それは金持ちになると決意するか、自分の生活はこれくらいミニマムで良いと決めるかどちらかのルートを歩むという事だ。日本はお金が仮に無くてもそこそこ楽しめるコンテンツは多い。

 

ワンコインで映画は課金サービスで見放題だ、1000円払えば音楽は聴き放題。美味しいご飯がワンコインで食べられる。幸せなんてその辺に転がっている。

 

いつからか、少し生活に余裕が出来た。とは言っても毎日カフェに行くかランチに行くか迷ってた所をカフェにもランチはも行けるようになったくらいのささやかな余裕。

 

 

でも満たされ方は大して変わってなくて、結局は人間は慣れてしまう。ほどほどの所で幸せを設定した方が良いのかもしれない。