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予防接種ネット・de・講座 その8 インフルエンザワクチンの不都合な真実~調査会副反応報告をチェック!マスクと手洗いの啓発ポスターは税金の無駄使い!?

 

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2014年10月29日第11回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会

2014年10月29日の第11回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成26年度第6回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(以下、調査会)を傍聴しました。当日の調査会では、第一部では

麻しん風しん混合ワクチン(MR)麻しんワクチン、風しんワクチン、おたふくかぜワクチン水痘ワクチンA 型肝炎ワクチンインフルエンザワクチン23価肺炎球菌ワクチンの副作用報告と、2014 年1 月から3 月までと2014 年度に報告されたワクチン接種後の死亡症例一覧およびHPVワクチンの接種後の症状に関する新たな医療体制の整備と調査についてとHPVワクチン副反応追跡調査について(案)、当日配布資料として、麻しん風疹ワクチン(MR)、おたふくかぜワクチン、水ぼうそうワクチンの後遺症症例の評価資料が提出されました。(二部では抗インフルエンザ薬、タミフルなどの報告)

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000063483.html

事務局からの説明後、各委員からの質疑や意見が出されました。注目すべきは、接種の激減したHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の副反応報告はなく、副作用被害者(という言葉を厚労省は避けていますが)の医療体制の整備と追跡調査についての説明にかなりの時間がついやされたことですが、この調査会の開催案内では、

一部
(1)麻しん、風しん、おたふく、水痘、A型肝炎、インフルエンザ、成人用肺炎球菌のワクチンの安全性について
(2)その他
二部
・抗インフルエンザ薬の安全性について

とされていたため、子宮頸がんワクチンの被害者や被害者の支援者の傍聴がほとんどなかったことです。子宮頸がんワクチンについては、今、最も社会の関心も高く、一刻も早い接種の中止と被害者の救済がなされるべき問題ですので、後日詳しくご報告しますが、このような開催の告知は極めて不適切です。

今回は時節柄、インフルエンザワクチン問題について、報告します

見過ごせない!小児の重篤な副作

インフルエンザワクチンの副反応報告は以下の通りです。重篤な副作用被害が小児に出ていることがわかりました。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000065299.pdf

インフルエンザワクチンが学童に集団接種されていたころ、失明や重篤な障害を負ったとして訴訟がおこされ、前橋データが出され、養護教員を中心としたインフルエンザ予防接種ボイコット運動へとつながっていきました。

しかしながら、その後の産医官の巻き返しにより、インフルエンザワクチンは「個人の予防には効果がある」として、高齢者を対象に2001年から努力義務をともなわないB類(旧二類)疾病の予防接種として公的接種が再開されています。製造量が倍々ゲームで増加しています。(詳細は①コンシューマネットブックレット、および②母里啓子新刊書「もうワクチンはやめなさい(双葉社)参照)

https://consumernet.jp/?p=961

②https://consumernet.jp/?p=1097

乳幼児へのおそまつな研究結果(*)により、厚労省も小児へは、公的に接種を進めてはきませんでしたが、現実は確実に接種数が増加し、今回の副反応報告では、10歳未満の乳児も含めた小児への接種の増加と副作用の発症が副反応の報告資料により明らかになりました。

「水のよう?」と言われたワクチンで重篤な副作用?

インフルエンザ予防接種ガイドラインをみると、重大な副反応としてギランバレー症候群、けいれん、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、肝機能障害・黄疸、喘息発作などが書かれています。

今回、調査会の資料によれば、2013年10月から14年7月までの報告では、推定接種可能人数約5173万人のうち、医療機関からの報告では死亡9人、重篤な副作用が84人あります。(このうち死亡8件、重篤な副作用49件が関連性なしとされています。)

重篤な副作用報告のうち、10歳以下の子どもの報告が48件、死亡が1件です。重篤な副作用は紫斑病、アナフィラキシーショック、髄膜炎、ギランバレー症候群、てんかん、歩行障害、視神経炎、ネフローゼ症候群などが報告されています。2歳児がギランバレー症候群になった例、1歳児がMRや、水ぼうそうワクチンとおたふくかぜワクチンと同時接種して紫斑病やアナフィラキシーショックをおこしている例があります。5歳児がおたふくかぜワクチンと同時接種して無菌性髄膜炎を発症している例もあります。

0才1才児の重篤な副作用報告が12件もでていることは、乳幼児へに接種の増加を意味します。

高齢者では肺炎球菌ワクチンと同時接種して、ギランバレー多発性関節炎を起こしている例があります。10代とまでと高齢者の重篤な報告があることはこの年齢層への接種が増加しているからだと思われますが、50代でMMRと同時接種しギランバレー症候群になった例、30代、40代、50代でもギランバレー症候群やAEDMになった例が報告されています。

インフルエンザワクチンは効きません

第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会などで報告者となった国立感染症研究所の担当者は、現行のワクチンの限界が強調され、経鼻ワクチンの開発が必要と発言しています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000056759.html

効かないワクチンを需要喚起し、公費で接種をすすめる一方で、効かないワクチンをどうするかを別の検討会で話し合っている、これが現実です。

インフルエンザの1年はヒトの百万年と言われるほど、ウイルスの抗原変異が早く、その年に流行する型にあわせたワクチンを作ることは容易ではありません。

ワクチン株の選定が難しいうえに、作成の際ウイルスを増殖させる鶏卵馴化により効果の高いワクチンはできないとされ、常に新しいワクチン開発の必要性がいわれてきました。

2009年ごろから、インフルエンザと風邪のちがいが強調されて、ワクチン接種がすすめられています。今では小学生も含め家族全員で毎年接種に行くようです。それに反して、厚労省のインフルエンザ予防の啓発ポスターには、手洗いとマスクが強調されていますが、これほどワクチン接種がすすみながら、インフルエンザが流行るのは、「手洗いやマスクが不十分なため」といわんばかりですが、おかしなことではないでしょうか?効かない、副作用の恐れのあるワクチンを進める一方で、このようなご当地キャラを使った無意味な啓発ポスターで広報する厚労省の良識を疑います。まさに税金の無駄使いといえませんか?

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html

 

インフルエンザ関連脳症の原因は不明?

特に乳幼児のインフルエンザ脳症を予防するため、「インフルエンザ関連脳症といわれる脳症にかからないため」にと、ワクチン接種がすすめられますが、厚労省の公式見解では、脳症の原因はいまだに不明です。

日本では、発熱をともなう感染症の対症療法としての解熱剤として、非ステロイド系解熱剤のジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸がながらく使われていました。非ステロイド系解熱剤の使用をやめてからインフルエンザ関連脳症のデータの取り方が変わった(変えられた)ために、あいまいにされてはいますが、非ステロイド系解熱剤こそがインフルエンザ関連脳症の原因だったと考えられます。抗インフレンザ薬が多用されるようになり、タミフル脳症がそれに代わって発現したといわれています。

インフルエンザワクチンは個人の予防には効果があるとして、高齢者だけでなく乳幼児、中年も国民をあげて接種にまい進しているようですが、今回の報告を見て、改めて接種の必要性を考えてほしいと思います。

(*)厚生科学研究として、2000年度から3年間おこなわれた「乳幼児に対するインフルエンザワクチンの効果に関する研究」(座長神谷斎)。

全国7地域、乳幼児約3000名に対するワクチン効果の比較研究。

なんとか有効性を捻出すべく操作していますが、インフルエンザの罹患を39度以上の発熱と都合のいいように設定したり、ワクチン接種群では年齢が有意に高かったり(年齢が高くなると高熱になりにくい)、もともと扁桃炎が少なかったり(同じく高熱になりにくい)など、厳密な比較研究ができるものではない。7地域のうち、有効とされたのはわずか2地域だけだった。また、全体で有効といっても、ワクチン未接種群の罹患23%が接種群では18%になっただけといったものである。有効率ですらわずか25%、薬の評価によく使うNNT(一人の患者が利益を得るのに必要な患者数)は17.8%。つまり、18人に接種してやっと一人の罹患が防げるといった程度のワクチンであるという結果で、あらためてインフルエンザワクチンの無効を証明した研究で、これをもとに厚労省は乳幼児への効果を30%とし、これが今も採用されている。

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古賀 真子

 

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