・単なる窃盗だと思うんだが、そもそも万引きと窃盗の言葉の使い分けの基準はなんなのだろう?ただの傷害事件を「いじめ」と表現するのと似たようなものか?
・窃盗と書いて欲しい。万引きと家族という字を並べて今話題に繋げようとしてるのが見え透いてる気がする/別の見方するとふんわり表現の万引きは逮捕される行為であると知らしめる効果があるかも?
「万引き」を辞書を引けば「買い物客を装い、商品をさがすふりをして盗むこと」と明確な定義が書かれている。
つまり窃盗の手法まで含めてより具体的に表現する言葉が万引きなわけだ。
短い文章で正確な意味を表現することが必要なニュース記事に使われるのは当然だ。
万引きの他にも、スリ・置き引き・ひったくり・空き巣など窃盗の手法によって言葉が使い分けられる。
もしこれらの言葉を禁止して窃盗という表現に統一したら不便になることはすぐにわかるはずだ。
万引きの意味は知っているけども、軽く聞こえる言葉だから使うべきではないという考えの人も中にはいるかもしれない。
しかしそれもおかしな理屈で、万引き・スリ・置き引き・ひったくり・空き巣などの言葉の中で万引きが特に軽い字面だという根拠はない。
「買い物客を装い、商品をさがすふりをして盗むこと」という行為そのものが軽く思われていることを万引きという言葉のせいにするのは因果関係が逆だろう。
歴史ある表現が無知な人々のせいで言葉狩りされてしまうのは遺憾なことだと思う。
ニュース記事や小説の文章に万引きという言葉が使えなくなったら困るよ。