自分に厳しくしても、苦しくなるだけだ。つらいのに「継続」をえらんでしまうと、また「つらい」が待っている。「つらい」を脱出するには「やめる」という選択肢を選べばいい。日本人は「やめる」ことに美徳を感じない。だから自分のなかで「やめる」とう選択肢がないひとがおおい。「親に心配されるから」「迷惑がかかるから」こんな理由で自分を犠牲にしつづけるんだ。つらいなら、我慢する必要なんてない。
この図解をみてわかるとおり、やめるという選択をしてしまえば、未来の「たのしい」と出会うことができる。人生はたのしいほうがいい。つらいならサクッとやめてしまえばいいんだ。
しかし「しんどくても続ければ、その先に何かを得ることができる」こんな言葉を信じて、こんな言葉を逃げない理由にして、つらいことを「継続」するひとは多い。
なぜ、日本人は「やめる」ことができないのか。それは「逃げる練習」をしてこなかったからだ。
あなたは、何回逃げた経験があるだろうか?
ぼくは、野球からもフットサルからもサッカーからも大学で入部した登山部からも、さらには就職からも逃げている。たくさん逃げてきた。そしていま、ぼくは逃げるということに抵抗を感じなくなった。上の図解でいう右の状態だ。右の壁がなくなった状態になることで「たのしい」に出会う確率は高くなる。最高の状態だ。だから「嫌なことから逃げる練習」をすることは、とても価値があることなんだ。
さいごに、逃げるときのコツを書いていく。
逃げるときのコツは「前に逃げる」ことだ。これは松田優作の言葉だ。「ぼくは今まで前に逃げてきたんですよ」と何かのインタビューで語っていた。逃げるときは、自分の理想を追い求めながら逃げよう。
逃げる前に「自分の理想」を考えるんだ。「どんな生活をしたいのか?」「収入はいくらあればいいのか?」そんなことをざっくりでいいから、考えてみるといい。ざっくりでいいという理由は、理想なんて途中で変わるからだ。理想はあくまでも理想であって、追い求めているうちに変わってしまうものだ。
だからこそ、コンパスの針だけしっかり定めて、とにかく前に進もう。少しでも理想の方向とは別の方向に進んでいると感じたのなら、方向転換だ。「たのしい」に向かって突き進もう。後ろに逃げてはいけない。前に逃げるイメージだ。
おすすめズカイ書評↓
www.zukaisyoten.com
ツイッターフォローしてね。
「大喜利ズカイ」ひまなときやるから、参加してね!!