米空軍、B1B爆撃機全機を飛行停止 射出座席の部品に問題
2018年6月9日 10:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月9日 AFP】米空軍は7日、安全性に関する懸念を受けて米軍のB1Bランサー(Lancer)戦略爆撃機全機を飛行停止とした。当局が8日、明らかにした。
先月1日、B1Bが「飛行中の緊急事態」に見舞われてテキサス州ミッドランド(Midland)に緊急着陸した。乗員4人にけがはなかった。
緊急着陸を受けて調査したところ、同機の射出座席の部品に問題があったことが発覚し、飛行停止が必要との結論に至った。問題が解決し次第、飛行を再開するという。B1Bは米軍機の中で兵器積載量が最も大きい。(c)AFP