聖教ニュース

李洙勲韓国大使が創価大学で講演 2018年6月8日

創価大学で講演する韓国の李洙勲駐日大使

 韓国の李洙勲駐日大使が7日、東京・八王子市の創価大学で「韓日関係 過去と現在」と題して講演した。
 その中で大使は、政治・経済・文化における戦後から今日までの交流を中心に、両国関係の変遷を概説。今後の友好促進のためには、「若者世代の交流の拡大が、ますます重要」と述べた。
 その上で大使は、創大が韓国の12大学と交流協定を結び、ソウルに韓国事務所を設置したことに注目。両国間の学生交流を活発に推進する創大の取り組みに期待を寄せた。
 講演後、学生から質問が次々と――。「日韓友好を担う人が身に付けるべき素養は?」との問いに、大使は「偏見にとらわれない豊かな教養と開かれた心です」と回答。また「外交で必須の決断力を磨くには?」との問いに、「本物の実力を備えること。そのために徹して学び続けることです」と語った。

バックナンバーを見る
記事クリップ 気になる記事を後でまとめ読みできます。 音声配信サービス スピーチや随筆を音声ファイルで配信! 聖教新聞社の本 漫画
ページの先頭へ