おはようございます。はんたんです。
店長になったばかりの頃、「みんな同じように頑張って同じように成長してほしい」っていつも思っていました。
しかし、現実には人によって仕事の出来には差があります。思うように動いてくれない、仕事ができないスタッフがいるといつも悩んでいました。
でも、これは、当たり前のことなんだなと理解してから考え方を変えることができました。
そのきっかけとなったのはインターネットで見つけた「アリの法則」です。
ある博士が、アリについて観察をしました。
アリは暑い中、自分の身体よりも重い食料を運び、一生懸命働いているように見えますが、じつはすべてのアリが同じように一生懸命働いているわけではありません。
この法則によればアリの世界にも働くアリ、働かないアリがいるというのです。
この法則によればアリの働きぶりは、次の3パターンに分かれるそうです。
①よく働くアリ
②普通に働くアリ
③働かないアリ
しかも、その割合は、「よく働くアリ」が2割、「普通に働くアリ」が6割、アリ「働かない」が2割と分かれるそうです。
さらに博士は、「働かないアリ」を集団から排除すれば仕事の効率はもっと上がるだろうと考えて、実験対象の巣から「働かないアリ」だけを摘出したのです。すると不思議な事に今まで普通に働いていたアリが働かなくなり、結局、また元の2対6対2の割合に分かれてしまうというのです。
そして、これは人間の組織に置きかえても同じ結果が出るのだそうです。
この話から思ったのはお店でも、「働かないアリ」思ったように動いてくれない、仕事ができないスタッフを辞めさせても、結局お店が「よく働くアリ」仕事のよくできるスタッフばかりになるわけではないということです。
そう考えれば、今、出来が悪いからといって見捨てるのではなく、どんなときでもまずその存在を認めてあげることが必要ではないでしょうか。
やはり店長は誰もが「よく働くアリ」になれるような「頑張れる環境づくり」をすることが大切だと私は思います。
あと、「仕事ができる」よりも大事になること事は、ルールを守る事です。マナーやルールができていないと「最終的には自分が損をする事になるんだよ」「自分自身が周りから信頼されなくなってしまうんだよ」と、、、
大事なのは「仕事ができる、できない」ということよりも周りからどれだけ信用されているかです。ルールを守り、誠実に仕事と向き合う人、優先されるべきは、結果を出すが不満があると手を抜いてしまうスタッフよりも不満の中でも真面目に働きお店に貢献しようとしているスタッフを大切にしないといけません。
ところであなたは今、会社で「働くアリ」ですか?それとも「働かないアリ」ですか?
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。