「Core i7-8086K」搭載マシンの実力は? マウスが5GHz駆動をデモ

» 2018年06月08日 16時01分 公開
[石川ひさよしITmedia]

 既報の通り、Intelは6月6日のCOMPUTEX Taipei 2018における基調講演で、Intel 8086プロセッサ発売40周年を記念した「Core i7-8086K Limited Edition」(以下、Core i7-8086K)を発表した。

 6コア・12スレッドという点では、現行の第8世代Core i7と同じだが、Turbo Boost時の最大クロックが5GHzに設定されており、ついに4GHzの世界から5GHzの世界へ突入した。

G-Tune MASTERPIECEシリーズ
この展示機にCore i7-8086Kが搭載されている

 さて、デモ機は最初から用意されていたわけではなく、その場で組み立てて行われたとのこと。そのため、ケース内部のケーブル配線などは時間の都合上、間に合っていない。実際の製品ではキレイにまとめられて出荷されるので、ご安心いただきたい。

Core i7-8086Kのパッケージ。表にはLIMITED EDITIONの文字

 デモ機の構成は、同社ゲーミングPCの中でもハイエンドの「MASTERPIECE」シリーズをベースにCore i7-8086Kを搭載。CPUの冷却方法は水冷だ。Turbo Boostは冷却に余裕があればあるほど効くため、5GHzに突入したCore i7-8086Kにはちょうどよいだろう。MASTERPIECEのラジエーターの配置にも注目だ。