"周波数特性で見る"イヤホン特集!
入門編では、エントリーモデルからミドルクラスといわれるようなモデルの周波数特性を
MH334と比較してご覧いただいた。
応用編では、各メーカーの技術の粋を集約させ、
研究に何年も費やしたフラッグシップモデルの周波数特性をご覧いただこう。
入門編では、エントリーモデルから
ミドルクラスといわれるようなモデルの周波数特性を
MH334と比較してご覧いただいた。
応用編では、各メーカーの技術の粋を集約させ、
研究に何年も費やした
フラッグシップモデルの周波数特性をご覧いただこう。
価格¥116,640-
ダイナミック型イヤホンの王者として長らく君臨していたIE800。 その後継機として2017の末に満を持して登場したのがこのIE800Sだ。 1~2kHzにかけてやや山なりとなり中高域の臨場感は出しつつも、2~4kHzを抑え聴き疲れしにくいような印象。 高域の伸びも流石ダイナミックフルレンジの為せる技といえるだろう。 5~10kHzは1kHz刻みで8dB上下する変化が見えているが、フラットとは違う味付けのような部分がここにあるのではないだろうか。 装着感による変化が大きいIE800Sは大きく印象も変わるかもしれないが、ここは一つのパターンとして捉えて欲しい。
価格¥159,775-
Westoneのコンシューマーライン『W』シリーズのハイエンドフラッグシップモデル、W80。それまでのフラッグシップ『W60』よりBAドライバーが2基増え、8ドライバ構成へとなったが優れた装着感はそのままなのは流石といえるだろう。ケーブルはALO Audioと共同開発を行ったものも同梱されており、同社の本気度が伺える。そんなW80、1kHz半ばと5kHz半ばにピークが来ており、いわゆるハイ上がりな印象はあるがピークはキツくない。今回の測定器では測定の範囲が20kHzまでだが、20kHzを超える高域でも安定した周波数レスポンスを実現したと謳っている機種なので機会があれば測定したいところだ。