どうもよよよです
失業認定のため人生4回目の別府だ
(もう別府駅前の写真は取らなくていいだろ)
足早にハロワへ
それにしても今日は大して気温が高くもないのに身体が火照ってしょうがない
梅雨入りしたせいで湿度が高いのだ
こういう時は暑い、ではなく蒸す、と言ったほうが正しいのだろうか
無職的にはこういう日は外を出歩かないのが正解なのだが失業認定は待っちゃくれない、俺が無職だと国に認めさせなければ失業保険がもらえない
さっさと終わらせて帰ろう…
ああ蒸す今日は蒸すなぁ…
ムスムス…と思いながらハロワへ到着
最初はドキドキしていた失業認定も今では慣れてきてなんともスムーズに終わった、こりゃ早く帰れるか
そしていつものように次回失業認定のため実績作り、手頃な求人を印刷…
だがここからは少し違った、相談員の方が様子が…
相談員の方「あのーよよよさん…そろそろ1件くらい求人に応募してみませんか?」
あっ…
道理である
ハロワに通い出してから4ヶ月経つのだから…
現状は、求人を印刷し二三個質問して検討するマンだからな
応募はひとつもしていない、もちろん就職する気がないわけではなく慎重なだけだ!
相談員「よよよさんが今持ってきた求人、いいと思いますよ、製造機械オペレーター、給料は17万円で休みは完全週休二日、よよよさんの歳なら応募すれば問題なく受かると思います、よろしければすぐに手続きしますが」
えっ、ちょちょちょ…ちょっと待って…
求人条件を確認したかっただけなのに
職ってこんなに他人に促されて決めていいものなのかい!
ここで流されて応募してしまったらどうなるんだ
まぁ適当にアホな面接したりして落とされればいいのか?
いやいや、万が一通ったらどうするんだ
俺が社畜になっちまう…セミリタイア生活の終わり…ブログ閉鎖…破滅だあ!
よよよ「あのー…今度の転職は失敗したくなくて…今後出る求人と比べつつ、もう少し慎重に選んでもいいですか…?」
相談員「うーん、でもこのままだとズルズルいきそうな気がするんですよね。失業保険が残り少なくなってから焦って条件の悪い会社に行く方もいるんで、早めに決めたほうがいいですよ。この会社はこの別府ハローワークからも何人か就職していて実績がありますし、いい会社です。応募してみてもいいと思いますけどね」
まずい、このままでは口下手な俺は言いくるめられて応募してしまいそうだ
よよよ「ううん…やはり…一度家に持ち帰って検討します…」
僕はやっとの思いでお決まりの一言をひねり出した
相談員の方は「…そうですか、分かりました」と言いながら求職実績のハンコを押し
「でもそろそろどこかに応募を」そう言って笑顔で用紙を僕に手渡した
僕は用紙を受け取ると会釈をして逃げるようにハロワから出た…
はぁ…まさかあんなふうに詰められるとは…
久しぶりに上司に詰められる感覚を思い出した
危なかった、あやうく就職してしまうところだった
お、おれは就職はあんな形では絶対しないぞ!
それにしても俺もそこそこ気が弱いが、さらに気が弱い人ならあのまま応募しちゃいそうだな
コミュ力があればもっと難なく切り抜けられるんだろうなぁ
まぁぶっちゃけ、バレてんだろうな、「こいつ満額受給する気だな」って
相手も無職相手のプロだし…
ズルズルいく気がするとか言ってたし
だからこそのあの攻勢…
満額受給なんてさせるか!コイツを就職させてやるぜ!
そういう意思を感じた
まぁ相談員としては有能なんだろうけど、じっくり選びたい僕のようなのもいるのだ
やはりそろそろ応募の1件もしないと次回もまた言われそうだ
しかし適当に応募して通ったらどうする?という問題が残っている
面接を通って、実は求職実績のために応募したんですぅ、なんてそこで断ったら会社にとんでもない迷惑をかける
うむ、やはり応募していないことを責められるより適当に応募する方が問題がある!
俺は堂々としていればいいのだ
応募しない俺が悪いのではない!悪いのは俺が応募したくなる求人がない世の中だ!
俺はこれからも後悔のないようにじっくり吟味して職を選ぶ!その結果、失業保険満額受給という憂き目を遭ったとしてもそれは不可抗力というやつだろう
まったく、もう少しゆっくり仕事を探させてくれても良さそうなものだよ
そろそろ、検討するマンでは通用しなくなってきたかな、というところか
なにか対策を考えなきゃな…
来た時よりビシャビシャに冷汗をかいて俺は杵築市に帰っていった…