小学校プール 飛び込み台交換へ

湯梨浜町の教育委員会は、小学校で水泳の飛び込み練習中に児童がけがをしたおととしの事故を受けて、日本水泳連盟のガイドラインの基準にあわない小学校のプールの飛び込み台をすべて交換する方針を決めました。

湯梨浜町の羽合小学校では、おととし7月、飛び込み練習をしていた女子児童が頭を打ってけがをする事故が起き、日本水泳連盟のガイドラインの基準よりも飛び込み台が高かったことが明らかになっています。
ところが、去年の夏も同じ飛び込み台を使って水泳の練習を行っていたため、保護者などから改善を求める声が上がっていました。
町の教育委員会は、町内にある3校の小学校のプールに設置された飛び込み台がいずれもガイドラインを満たしていないことから、事故から2年近くたって、ようやく飛び込み台をすべて交換する方針を決めました。
町では、ガイドラインにあわせて今より10センチ低い飛び込み台を設置する費用として1200万円あまりを盛り込んだ補正予算案をあす(8日)開会する定例町議会に提案することにしています。